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『廻る呪いと勇者たち』

¥3,000

ゲーム概要

プレイ人数 2〜4人 プレイ時間10〜30分
対象年齢12歳〜 価格3,000円
発売時期 予約 不可
ゲームデザインCritter・つきなたこねこ イラスト・DTPみそすけ

ゲーム詳細

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呪いを一人で背負いすぎても、
仲間に背負わせすぎても死が襲う。


己のみが強く振る舞っても、
仲間に任せきりでも事は成らぬ。


時が経てば呪いが増すが、
経験を積むには時が要る。


死を恐れずに戦わなければならぬが、
傷付いた体に呪いはたやすく食い込む。


さぁ、勇者よ!
与えられし呪いに悶え苦しみながら、
怒り狂えるわらわを倒してみせよ!


『廻る呪いと勇者たち』について説明するぞ。
わらわはこのゲームの
言わば『らすぼす』たる妃竜であるぞ。
名前はまだ無い…『妃竜』なのじゃ。
それ以上言うな。泣くぞ。


『竜は全ての人間に、解けぬ呪いをかけた。
それは、力無きものから徐々に蝕み、
新たな生命も産めぬ、今生限りの呪いであった』…と、
これがこのゲームの物語じゃ。
つまり、わらわを倒せば勇者側の勝利、
逆にわらわの呪いに追いつかれたら勇者側の敗北じゃ。

ゲームを始める前に、勇者…つまりプレイヤー達にカードを配る。
これが自分の山札、『デッキ』になるわけじゃ。
ゲームはいくつかのラウンドで区切られるわけじゃが、
ラウンドの最初に、戦うべきモンスターを選択する。
選択し終えたら早速戦闘開始じゃ。

プレイヤーが手番にすることは、
自分のデッキからカードを二枚引いて、
一枚を効果を発動するために右手側の『プレイエリア』に、
もう一枚を捨て札とするために左手側の『トラッシュエリア』に
それぞれ置く。プレイエリアのカードの効果を発動させたら、
そのプレイヤーの手番は終了じゃ。
カードの効果は攻撃や回復、プレイヤーのパラメーターを上げる、
その他補助的なものなど様々じゃ。
全員が手番を終えたなら、モンスターが行動する。
モンスターの行動はダイスによって決められるが、大体三種類の行動を取る。
モンスターによっては特殊な行動を取るものもおるから要注意じゃの。

こうして、ラウンド中にモンスターを倒すか、
誰かの手番中デッキから二枚同時にカードを引けなくなった瞬間にそのラウンドが終了するぞ。
カードが引けなくなるということは、要するに戦う力が尽きたということじゃ。
モンスターを倒したなら、経験を積んだ証として
より強力な効果を持つカードをデッキに含むことができる。
もちろん倒せなかったら何も無しじゃ。
その後、トラッシュエリアに置いたカードを左隣のプレイヤーへ渡し、
右隣のプレイヤーからトラッシュエリアのカードを受け取る。
そのラウンドで使わなかったカードは隣のプレイヤーの次ラウンドで使うデッキの一部になるのじゃ。
だから、自分ばかりが強いカードを使っておると、
隣のプレイヤーが次のラウンドに何もできなくなる可能性が出てくるのじゃ。

そして重要なのはここからじゃ。
最初に『竜の呪いに追いつかれると敗北』と言ったが、
正確には竜の呪い…『呪いカード』を、手番中二枚同時に引いてしまったなら
即勇者側の敗北(ゲームオーバー)じゃ。
そして呪いカードはモンスターとの勝ち負けに関係なく、
必ずラウンド終了時に誰かのデッキに入ってくる。
更に、ラウンド中にモンスターから攻撃を受けてHPがゼロになった時も、
呪いカードがデッキに入ってくるぞ。
例え勇者が全員同時に死んだとしても、その時点で全員生き返り敗北にはならないが、
死ねば死ぬほど、そして時が経てば経つほど
ふとした瞬間に勇者側が敗北する可能性が上がっていくのじゃ。
どこまで経験を増やし、竜に勝負を挑むのか。
呪いを勇者たちの中でどう薄めて生きながらえていくのか。
その辺りを皆でしっかり考えて協力しあわないと、わらわは倒せんぞ。

さて、これで『廻る呪いと勇者たち』のゲーム説明は終わりじゃ。
詳しい説明が気になる貴君は、この説明書も読むと良いじゃろう。
『廻る呪いと勇者たち』説明書(第二版)(Googleドライブ)
わらわを倒す勇者達は、果たして現れるのかのぅ…。(ニヤニヤ