つくえゲームズ

2017春のブース番号は【D16】です。

2016年春でゲームマーケットデビューをしたサークルです。初心者でも直感的に理解できて遊びやすいゲームの開発を目指しています。

第1作はカードゲーム「MABR」。2016春に初登場、2016秋には改良版をリリース。第2作として「SPACE ROCK FESTIVAL」を2017春に公開。

MABRの新ルール「大理石の煌めき」公開!
2016/11/24 1:16
ブログ

こんばんは、つくえゲームズです。

MABRの新作ルールを作りました!その名も「大理石(マーブル)の煌めき」です。

チームメンバーが大好きな「宝石の煌めき」から着想を得たゲームです。

以下、ルールを説明いたします。

 

ゲームの目的

このゲームは、場から集めたカードを組み合わせて言葉を作ることでポイントを重ねていき、もっとも早く勝利点に到達することを目指す2〜4人用のゲームです。

 
初期配置

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A、I、U、E、O、Wの6枚はそれぞれ独立して並べます(これらを固定カードと言います。)

それ以外のアルファベットは、同じ種類のカードを重ねて山を作っていきます。これで配置終了です。

 
一巡目のプレイ

各プレイヤーは場からカードを調達します。このとき、「一般的に知られているアルファベットの略称」を宣言し、その略称通りにアルファベットのカードを引きます。

以下の例では、「TBS」と宣言しました。

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宣言したとおり、T・B・Sをそれぞれ一枚ずつ引きます。

カードを引いたら、それらのカードの表に書いてあるひらがなを確認します。

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「つ」「ぶ」「そ」でした。

引いたカードのひらがなを確認したら、アルファベットを上にしてカードをテーブル上に伏せます。そして、一度伏せたカードのひらがなを後から確認することはできません。よく覚えておくことが必要です。

ここまでで、一巡目のプレイは終了です。

他のプレイヤーも同様にして場からカードを調達し、手元に配置していきます。

 
二巡目以降のプレイ

二巡目以降はプレイの選択肢が3つに増えます。以下の①、②、③のどれかを選択します。

 

①一巡目と同様に、アルファベット略称を宣言し、その通りにカードを引き、ひらがなを確認した上で手元に配置する。

一巡目で引いたカードの並びと混ざらないように、列を分けて配置しておくのが良いでしょう。

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「NHK」と宣言し、そのカードを引きます。なお、場からカードを調達する際のアルファベット略称は、前のプレイヤー(自分を含む)が一度使用したものは二度と使えません。

ちなみにこのN・H・Kは「ん」「ひ」「く」でした。

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②自分の手元にあるカードのひらがなを使って作れる言葉を宣言し、そのカードを表にする。宣言通りカードを表にすることができたら、カードの種類に応じてポイントを得る。

濁音・半濁音…一枚あたり2点
清音(上記以外)…一枚あたり1点

例えば、先ほどの例の続きで考えてみると、、、

「つ」「ぶ」「そ」「ん」「ひ」「く」のカードを保有していることをきちんと覚えていれば、

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「ぶひん!」(部品)と宣言することができます。

このとき、ぶ=2点、ひ=1点、ん=1点で、計4点を獲得します。

なお、一度手元で表になったカードは、その次以降の手番で言葉を完成させる際に、それぞれ一回ずつまで加えて言葉作りをすることができます。

また、最初に場に配置したA、I、U、E、O、Wの「固定カード」は、言葉を完成させるときにそれぞれ一回ずつまで加えて言葉作りをすることができます。

それを踏まえると、次の手番では以下のような言葉作りが可能になります。

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既にオープンになっている「ぶ」「ん」と、まだオープンになっていない「つ」、固定カードのUに書かれている「う」を組み合わせて、「ぶんつう」(文通)が宣言できます。

これにより、新たに「つ」を表にすることができたので追加で1点、計5点を獲得したことになります。

 

③自分の手元で表になっていないカードを、他のプレイヤーの手元で表になっていない同じアルファベットのカードを交換する

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上記で「T」を入れ替えているように、同じアルファベット同士を交換することが可能です。このとき、交換を仕掛けたプレイヤーは交換によって得たカードのひらがなを一度確認することができますが、交換を押し付けられたプレイヤーは、ひらがなを見ることができません。

他のプレイヤーを邪魔するような働きをするプレイです。

 
ゲームの終了条件

このようにして得点を重ねていき、勝利点(2名なら20点、3名なら18点、4名なら16点)に誰かが到達したら、残りのプレイヤーはあと一回ずつしかプレイできなくなります。

全員がプレイを終えた時点で、もっとも得点の多い人が勝ちです。得点が同率で並んだ場合は、その中で表になっているカードの枚数が少ないプレイヤーが勝利を収めます。

なお、勝利点に到達する際に完成させる「最後の言葉」は、必ず4文字以上の言葉でなければならないという縛りがありますので、忘れないようにしてください。

 
ゲームのヒント

カードを表にすると得点が入る上に、次のターン以降の言葉作りがスムーズに進むため、いかに効率良くカードを表にするかが重要になります。

ただし、表にすることばかりを考えていると、場からカードを調達する機会が失われます。パッと思いつくアルファベットの略称は案外多くないため、頻出の略語を先に他のプレイヤーに言われてしまうと、例えば「T」が欲しいと思っていても「T」を含む略称が思いつかない…なんてこともあります。取れるタイミングでカードを場から調達することも大事なのです。

とは言うものの、序盤にとにかくカードを集めることを考えていると、自分が引いたカードに書かれたひらがなが何だったのか、忘れてしまうこともしばしばあります。

また、全プレイヤーの得点状況が常にオープンであることもプレイの選択に影響を及ぼします。相手が得点を稼ぎそうであれば、相手の邪魔をする意味でカードの交換を選択することも良いでしょう。

このように、プレイするたびに戦略が変化する「大理石の煌めき」をお楽しみください。

 
説明書

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新作ルール「大理石(マーブル)の煌めき」の説明は以上です!




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以上、よろしくお願い致します。