ゲーム・アズ・ア・ランゲージ

本格対戦カードゲーム「札の語り部」を作成しています。「札の語り部」の特徴は以下の4つです。

1. 遊ぶのに必要な物はカードだけです。
2. フレーバー(世界観や雰囲気)を重要視しています。
3. 「何の役にも立たないカード」が(本当に)ありません。
4. 運要素はそこそこ強めで、初心者にも勝つチャンスがあります。

ゲムマ会場では体験卓も用意しております。インスト込みで30分程度で遊べますので、是非遊んでただければ幸いです。

【S05 札の語り部】かどかわす妖精たち
2017/5/5 22:00
ブログ

カードセット「ヴァルトブルクの歌合戦」
人数    2人か4人
時間    15分程度
広さ    600mm*600mmあれば十分
ルール   対戦型のリビングカードゲーム




前回:【S05 札の語り部】レベル1

先週の「札の語り部」カードプレビューでは、7種類の属性(光)(火)(金)(木)(風)(水)(闇)に対応する7種類の代表的なキャラクターの紹介を行いました。今週以降は、形式張らないかたちでカードを紹介していきます。



妖精は群れで暮らすものと一人で暮らすものがいて、前者は陽気で後者は陰気という性格の違いがあります。(風)属性の妖精は基本的に群れで暮らしているタイプで、可愛らしく気まぐれ、しかし時々残酷な仕打ちをすることもあります。

《妖精のいたずら》では、陽気な妖精たちが、自分たちの気に入った人間の子供を妖精の国へ攫っていく場面を描いています。



妖精は「シイ」と呼ばれる国?に住んでいます。ティル・ナ・ノーグやマグ・メルといった言葉に見覚えはあるでしょうか?それらはたいてい丘の環状列石の下や、湖に浮かぶ島にあって、妖精たちのすみかになっています。

《シイへの船出》は、ブランの航海を元ネタとした、時間の経過を描いています。「ブランの航海」はケルト神話における浦島太郎のような物語です。妖精の国では、時間の流れる速さが現実とは違っていて、そこで1日を過ごすと、現実では何百年も経過してしまうのです。

時間の経過、ということでターンをスキップする強烈な効果になっています。[妖精]デッキの切り札になるカードで、均衡状態からこれがプレイされると、そのままゲームに勝ってしまうくらいの威力があります。

一応、隙はあります。[妖精]の数のチェックは解決時に行うので、《シイへの船出》がプレイされてから《刈り取り》などで割り込みをかけて[妖精]の数を1体以下になるまで減らせば、《シイへの船出》は失敗します。

本日はここまでです。

こちらから取り置き予約を受け付け中です: https://ws.formzu.net/fgen/S2494855/


ゲームの大まかな紹介はこちらをご覧下さい。

カードセット「ヴァルトブルクの歌合戦」の詳細はこちらをご覧下さい。

「札の語り部」のルールはこちらをご覧下さい。