符亀

バーグリアン

¥2,000

5枚の手札 (うち4枚公開) で行う、詰将棋系ゴーアウト!

ゲーム概要

  • 盗賊団となり、「誰をリーダーにして」「何を盗むか」を決める、ゴーアウト (UNO系ゲーム) です。
  • 手札を出し切ればリーダーになれますが、リーダーは子分に分け前を渡さなくてはいけません。
  • 他の人の手札を見ながら、リーダーとなり報酬の独り占めを狙うか、他人をリーダーにして分け前をもらうか考えましょう!
プレイ人数 3〜5人 プレイ時間10〜20分
対象年齢7歳〜 価格2,000円
発売時期2023秋 予約
ゲームデザイン符亀 イラスト・DTPcrocotile

ゲーム詳細

【ストーリー】

あなたは盗賊です。

今日も、仲間たちと「誰をリーダーにして」「何を盗むか」を話し合っています。

リーダーになれば多くの報酬が得られますが、子分たちに分け前を払う義務も生じます。

全員の手札 (物理) を見回しながら、リーダーとなって皆を報酬の独り占めを狙うべきか、子分となって分け前をせしめるべきか考えましょう。

 

【ゲーム概要】

シンプルながら頭を使う「ミニマリアン」シリーズの第3作目です。

 

UNOや大富豪のような、手札を出し切ることを目指すゲーム (ゴーアウト) です。

何度かゲームを行い、「誰が手札を出し切ったか」「各プレイヤーが最後にどのカードを出したか」に応じて得点を計算して、一番点数を稼いだ人が勝利します。

全員の手札がほぼ公開されており、さらに出せるカードがあるならパスもできないため、詰将棋的にあがる/あがらせるをコントロールできる歯応えのあるゲームです。

 

カードには、「銀行」「宝石店」「美術館」の3つのマークと、1〜10までの数字が書かれています。

(計30枚、これにサマリーと得点マーカーのカードが1人2枚の計40枚です。)

四隅に数字があって左利きの方も安心。

 

プレイヤーの皆さんは盗賊団の一員となり、「誰をリーダーにして」「どこに盗みに行くか」を話し合っています。

ゲームの流れとしては、「カードを配り」「順番に1〜2枚ずつ出していき」「誰かの手札がなくなったら得点計算」というのを繰り返します。

 

・手札

配られたカードのうち、4枚を公開し、1枚を左隣 (次の手番の人) に渡します。

公開した4枚と右隣からもらった1枚との計5枚が、あなたの手札です。

 

このように、非常に少ない手札枚数、かつほぼ全てのカードが公開されているため、どのカードがどういう影響を与えるのか計算できる詰将棋のようなプレイ感が味わえます。

ストーリー的には、盗賊にいっぱいの手札を扱ったり手札を隠したりできるわけないというのを表現しています。

 

・カードの出し方

カードは、前の人が出したカードと「同じ行き先 (マーク)」か「より大きい数字」か「違う行き先2ヶ所 (違うマーク2つ) を1つずつ2枚」が出せます。

逆に言えば、これらの条件を満たしているカードを持っている場合、出さないといけません

サマリーが1人1枚付いてくるのでバカ盗賊も安心。

 

「あえてパスするか」という戦略性はありませんが、代わりに「それを出さざるを得ない状況に追い込んであがる/あがらせる」という体験ができます。これ、1回決まるとクセになるぐらい気持ちいいです。

 

・点数計算

誰かが手札5枚を出し切った (あがった) タイミングで、得点計算に移ります。

ストーリー的には、このあがった人がリーダーとなり、リーダーの最後に出したカードの場所が盗み先に決まった、という感じです。

 

リーダーは、プレイ人数に応じて2点 (3人プレイ) か3点 (4〜5人プレイ) がもらえます。

そしてリーダー以外の得点は、自分とリーダーが最後に出したカードのマークと数字の関係によって変わります。

具体的には、「リーダーと同じマークなら1点が」「リーダーより小さい数字なら『リーダーから』1点が」もらえます。

サマリーが1人1枚付いてくるのでバカ盗賊も安心。「点」と「金」が混在しているのは製作者がバカのミス。

 

つまり、うっかり大きい数字のカードであがると、他の人に分け前を払いすぎるせいでリーダーになったのに得点がもらえません

なんなら、5人プレイで他全員に分け前を払うとー1点になります。太っ腹だね。

 

このように、手札的にあがるのが難しそうならあえて他人にあがらせる、その時は自分に都合のいいカードを最後に出させる。これが、このゲーム特有の戦略です。

 

・勝敗

これを繰り返し、一番早く5点以上を獲得したプレイヤーが勝ちです。

なお、「リーダーになって5点目をもらったけど、分け前を払って4点になっちゃった」という場合は勝利条件を満たしません。悲しいね。

 

・説明書

より詳しいルールについては、説明書をご覧ください。

ちなみに、本作には日英の2言語分が封入されています。ありがとうDeepL。

 

【頒布情報、試遊、予約など】

ゲームマーケット2023秋、1日目土曜日の「符亀」ブースにて頒布予定です。(ブース番号は分かり次第追記します。)

半卓試遊なしプランなので当日の試遊はできませんが、いろんな試遊会に出る予定なので、詳しくは𝕏の広報アカウントの情報をご覧ください。いただいたご感想は、ゲムマブログにもまとめていく予定です。

取り置き予約は、こちらから受け付けております。予約&先着特典もご用意する予定ですので、ご興味がございましたら予約いただけますと幸いです。予定ばっかだな!

→ 先着特典のゲーム「Yae-Zaki」の情報を公開いたしました。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

ゲーム体験

スタンダード, ボードゲーム,