蓑竹屋GAMES

勇ヒノ

¥3,300

ゲーム概要

  • 街を訪れた勇者の装備はヒノキの棒!?
  • 武器職人となり勇者の装備を揃える
  • 生産系スケジュールプロットゲーム
プレイ人数 3〜4人 プレイ時間90〜120分
対象年齢12歳〜 価格3,300円
発売時期2017秋 予約 不可
ゲームデザイン蓑竹屋 イラスト・DTP蓑竹屋

ゲーム詳細

【ゲーム紹介】

~おお勇者よ、ヒノキの棒とは何事だ~

街を訪れた勇者は、まさかの初期装備!?
武器職人であるあなたの目的は、素材を集めて勇者の名に恥じない装備を揃えることです。

武器を作るための素材は1日に2回、鉱山や遺跡から調達することができますが、1回目の行動が先であるほど2回目の行動は後になるジレンマがあるので、どのように素材集め、どんな装備を完成させるかは、あなたの腕にかかっています。



【セット内容】
●ルールブック   …1冊
●メインボード   …1組
●個人ボード    …4枚
●ユーロサイズカード   …12枚
●ミニユーロサイズカード  …86枚
●円形チップ    …30枚
●木製キューブ   …32個
●木製ポーン    …1個
●ダイス      …9個



【ゲーム目的】

自分の勇者アバターの「頭」「胴」「右手」「左手」「足」の5箇所に装備カードを配置していき、最後にVP(勝利点)を合計して、最も点数の高かったプレイヤーが勝利します。



【ゲームの進行】

■プロットフェイズ
各プレイヤーは1ラウンド(1日)に2~3回の手番を行うことができます。
このゲームはワーカープレスメントゲームと同じように、手番を行う順番が重要になるゲームですが、その順番をプロットによって決めるのが大きな特徴です。

スタートプレイヤーから時計回りに自分の色のアクションカードをメインボードの下に裏向きでプロットしていきます。
このアクションカードを置いた場所が、自分が手番を行う順番になるのですが、1回目の手番を早く設定するほど、2回目の手番は後になってしまうというジレンマがあります。

例えば4人で遊ぶ場合、1回目を1番にプロットすると2回目は8番になってしまいます。しかし3番にプロットすれば2回目の手番を5番で行うことができます。
さらに、4番にプロットしたプレイヤーだけは、1ラウンドに3回の手番を行うことができるため、自分がやりたいことに合わせてどのパターンでプロットするのがベストかを悩むことになります。



■アクションフェイズ(資源ダイス)
アクションフェイズでは、1番から順番にアクションカードをめくって、そのカードを置いたプレイヤーの手番を実行していきます。
アクションカードの表には、資源を入手できる3つの場所「遺跡」「竜の墓場」「鉱山」のいずれかの名前がかかれていて、その場所のダイスをひとつ選んで取り除くことで素材を獲得することができます。

この時、取り除いたダイスの目とアクションカードにかかれたリストによって、何の素材を入手できるかが決定されます。
下の状況では、出目1のダイスを取り除けば「竜骨」が、5のダイスを取り除けば「竜鱗」が入手できます。



■アクションフェイズ(街アクション)
ダイスが残っていなかったり、入手できる資源が欲しくない場合、ダイスを取り除くかわりに街アクションを1回実行することを選んでもかまいません。

街アクションでは「銀貨1枚を得て、スタートマーカーを得る」や「素材を別の種類の素材と交換する」、「銀貨1枚で竜骨と鉄鉱を購入する」など、ちょっと便利な効果を得ることができます。
ただし、街アクションの多くは実行した時にミープルチップが置かれ、そのラウンドの間、他のプレイヤーはその街アクションを利用できなくなるので、こちらも人気のアクションは早いもの勝ちになっています。



■工房の処理
いずれかのプレイヤーが「工房」の街アクションを実行したら、工房の処理を全員が実行します。ここでは、素材や銀貨を支払うことでメインボードの上側に置かれた装備カードを1枚購入することができます。

装備カードを購入するには、①と②の素材を同時に支払う必要があります。
①装備の種類による固定の素材2個
②アーティストカード(場に出ているものから選択)にかかれた素材や銀貨

このフェイズでは全員が装備の購入の機会を得ますが、工房を実行したプレイヤーから時計回りに購入していくため、狙っていたアーティストカードを先に取られて、予定していた装備を購入できなくなるというケースも珍しくありません。
ただし、そのケースを回避できるなら、人の手番に便乗できるので1手番の得をしたことになります。



■アクションカードのレベルアップ
獲得した装備カードはあなたの個人ボードの対応する部位に配置し、獲得したアーティストカードは裏向きで自分の前に置きます。
ゲームの最後にアーティストカードの点数の合計が一番高かったプレイヤーにはボーナスがあるので、アーティストカードの点数は隠しておきます。

装備カードを獲得した時、レベルアップとしてより性能の良いアクションカードを1枚獲得して、次のラウンドから使用することができるようになります。
これは竜の墓場のカードだったら、山麓(レベル1)→山腹(レベル2)→山頂(レベル3)というように奥地まで探索範囲が広がるイメージです。
山頂(レベル3)カードは、山腹(レベル2)で鍵を見つけてからでないと獲得できませんが、苦労に見合うだけの高い性能のカードです。



■得点計算
いずれかのプレイヤーが5箇所すべての装備を揃えたら、そのラウンドの終了後に得点計算をして、ゲームの勝利者を決めます。

獲得した装備カードやアーティストカードのVPの他に、ゲーム開始時に配られている勇者くんからのリクエストカードを達成することで、大きくVPを伸ばすことができます。
リクエストカードはミッションカードのようなもので、他のプレイヤーに邪魔されないようにカードにかかれた目的を達成しなければなりません。



以上が『勇ヒノ』というゲームの説明になります。