植民地戦争+α @chiyakazuha
ゲーム概要
- 舞台は、諸公国が乱立する13・14世紀ロシア・ルーシ
- 木製パーツの資材を集めて、積み木のように実際に街並みを作る
- 資材を獲得し、集めた資材で建てるだけ、しかし・・・タタールによるバーストが!
プレイ人数 | 2〜3人 | プレイ時間 | 20〜40分 |
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対象年齢 | 10歳〜 | 価格 | 3,500円 |
発売時期 | 2019春 | 予約 | 可 |
ゲームデザイン | 千夜一葉 | イラスト・DTP | 猫転餅 |
ゲーム詳細
昔、ルーシの地にはキエフ大公国と言う大国がありました。キエフ大公国は分割相続により、幾つもの公国に分かれました。
その後、タタール(モンゴル)の侵略を受けます。財は略奪され、街は焼かれ、人々は殺されました。
あなたは、ルーシの諸公国の公(クニャージ)となって、荒廃した公国を再建(ペレストロイカ)するのです。依然、タタールの脅威はありますが、毛皮や木材・麦を産出し、交易により財を増やして、街や教会を建てましょう。
そしてルーシで一番の大公(ヴェリーキー・クニャージ)となるのです!
ゲームは以下の様に準備します。各プレイヤーには、公国カードとサマリーが配られ、スタートプレイヤーの目印に「府主教カード」が配られます。
資材はストックとしてまとめて置き、初期資材を選んだらゲームスタートです。
各プレイヤーの手元は以下の様になります。公国カードを中心に、獲得した資材を上下と左に置き、これら資材を使って、ゲーム中に建物を建てていきます。
そのラウンドのスタートプレイヤーが、山札からカードをめくり場札をつくります。2人プレイなら十字架が2枚出るか、最大枚数である5枚になるまでめくります。3人プレイなら十字架が3枚、最大枚数は7枚です。
なお、最大枚数をめくっても、十字架マークのカードが2枚(※)出なかったら、「タタールの侵攻」が発生し、全プレイヤーの資材が、各種2個ずつを残して没収されてしまいます(全員バースト)。
このゲームは、今までに出たカードから、いつタタールの侵攻が発生するのかを見極めるのもポイントになっています。
※3人プレイの場合は、十字架マークのカードが3枚
場札が作られたら、スタートプレイヤーから時計回りに、場札から1枚ずつ獲得し、これを場札が無くなるまで行います。獲得したカードは手札となり、1ラウンド2枚まで使用することが可能です。(※)
カードは、上下に分れており、上か下いずれかの効果を使用します。
※アクションチップを獲得し、それを使用することで、3枚目のカードが使えたりもします。
例えば、上記の様に獲得や、交換を行って目的の建物を建てるのに必要な資材を集めます。
得点となる建物の建築もカードを使用し、手元の資材をパーツとして建築エリアに左詰めで建てます。(手元の配置例参考)
建物を建てるカードの中には複数個建てることも可能なものもあり、一挙に建てることで、効率的に得点を得ることが出来ます。一方で資材を多く持つとタタールの侵攻で没収される恐れがあります。
カードには他に以下のようなものもあります。カードは16種、20枚と少ないので、どのカードが出たか把握するのも戦略上重要になってきます。
全員がカードの使用を行ったら、スタートプレイヤーを移して次のラウンドになります。次のラウンドに持ち越せる手札カードは2枚までとなります。
これを繰り返して、2人プレイならシャッフルが2回、3人プレイは3回行われたら、そのラウンドでゲーム終了です。そこまでに建てた建物の得点と、残っている資材の得点を合算しもっとも得点の高いプレイヤーが勝者となります。
このゲームには、中・上級者向けにシナリオシートが5枚付属しています。
シナリオシートを使用することで、ゲーム中に特殊な建物を建てられるようになったり、追加のルールが加わったり、得点が少し変わったりします。例えばこの「荒野修道院」のシナリオを入れると、正教会は10点固定(※上記、正教会カード参照)では無く、建てた列によって得点が変動することになります。そうなると、なるべく右側に建てたくなりますが、建物は左詰めで建てなければなりませんので、間に畑など別の建物を先に建てることを行わないといけません。
さらに、プレイヤー間で正教会を建てられるカードの奪い合いが発生するなど、シナリオを使わない時と比べて戦略が大きく変化します。そんなシナリオが5枚入っております。是非、基本でのプレイに慣れたら、シナリオを使用してみて下さい。また、Web専用の追加シナリオをこちらに掲載しております。ダウンロードしてご使用ください。