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ゲーム概要
- 神経衰弱なのに記憶力はもはや関係ない!?
- 『メモする神経衰弱』の姉妹作品
- 「試作」ではなく「オマケ」の意味で(仮)
プレイ人数 | 2〜6人 | プレイ時間 | 5〜15分 |
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対象年齢 | 6歳〜 | 価格 | 300円 |
発売時期 | 2019秋 | 予約 | 可 |
ゲームデザイン | deztec | イラスト・DTP | イラストAC |
ゲーム詳細
『メモする神経衰弱』の姉妹作品です。
コンポーネントにメモ用紙が増えています。筆記具がパステルではなくボールペンです。カードが「ビンゴ用数字カード」ではなく「ひらがな50音カード」になっています。ケースがランチ用パックで、そこそこ大きいです。
神経衰弱なのですが、記憶力は正直、問題となりません。それってどういうこと? と思われた方! ぜひ、お手に取ってみてください。
このゲームの面白味は、他人の意味不明なメモを見ることにある……ような気がします。
メモは全体に公開するルールなので、自分だけにわかるようなメモの取り方をしたいわけです。しかし、記憶力に自信があるなら、そもそもメモを取る必要もないわけであって、ヘタにメモを工夫すると、いつの間にか自分でもメモした内容がわからなくなってしまう。
日付と参加者名を記入してもらって保存しておくと、遊び仲間の個性がだんだん蓄積されていくのが楽しい……かも?
見た目が「とんでもなくチープ」で、「試作品にしか見えない」かもしれませんが、私にとっては、この作品はこれで完成です。(仮)がついていますが、じつはこの作品の方が後にできました。
ふつうは、考えを進めると、より洗練された作品になるものでしょう。『坊主ガチャ』も、当初はもっといろいろコンポーネントがありました。でも、チップも、得点ボードも、その他さまざまな複雑なルールも、「ない方がいい」という結論になり、シンプルな作品が完成しました。
ところが『メモする神経衰弱』は、せっかくゲームが最小の形にまとまったというのに、なぜかその先に再び要素の多い作品を生み出してしまいました。
正直、『メモする神経衰弱』の方が「出来」はいいと思います。が、「何コレ」感っていうんでしょうか、「プロなら絶対に作らない」感みたいな、そういう面白さという軸も、世の中にはありますよね。この作品は、そういう軸で評価してほしい。
見た目がアレなのは、内容を装飾でごまかさない意思表示です。「見た目の印象通り」のゲームです。「ひどい」とか、「つまらない」とは思ってません。私は「面白い」と思うので、売ります。
ただ……いや、これ以上、ぐだぐだいうのはやめます。ここまで読んで、興味を持ってくださった方! どうか、買ってください!