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地下迷宮と5つの部族

¥2,000

ゲーム概要

  • ギュンター・ブルクハルトの技巧派トリックテイキングゲーム「命中」をリメイク
  • 冒険者の雇用、パーティの編成、トリテの3つの要素が絡み合う贅沢なゲーム
  • オールユニークの50枚の冒険者カードと得点トラックとなる布ボードが付属
プレイ人数 3〜5人 プレイ時間30〜30分
対象年齢10歳〜 価格2,000円
発売時期2019秋 予約
ゲームデザインGünter Burkhardt イラスト・DTP別府さい

外部サイト:ボドゲーマ

ゲーム詳細

地下迷宮の奥深くには、女神の涙を湛えた聖杯があるという。
5つの部族の至宝を求めて、多くの冒険者がたいまつに火を灯す。
あなたもそんな野心を抱えた冒険者の一人だ。

少し知恵の回るあなたは迷宮をさまよう冒険者を利用することにした。
豪胆で、しかし、欲深い彼らを、最もうまく乗りこなした者だけが、
迷宮の深層に隠された聖域に辿り着くことができるだろう。



「地下迷宮と5つの部族」は、トリックテイキングゲームの名手、
ギュンター・ブルクハルトが1999年に発表した「命中」をリメイクしたゲームです。

最もユニークなポイントは、カードを購入して手札を構築する要素を持つ部分です。
プレイヤーはトリックに勝利することはもちろん、
ポーカーのような手札のセットコレクションでも得点を獲得できます。
そのため、ただ強いカードを買うだけではなく、効率的にカードを集める必要があります。



ゲームは3つのフェイズからなるラウンドを繰り返し、
誰かが地下迷宮の深層にある聖域に到達することで終了します。
ゲームが終了した時点で聖杯のある66点に最も近いプレイヤーがゲームに勝利します。

3つのフェイズとは、
・冒険者雇用フェイズ
・パーティ編成フェイズ
・トリックテイキングフェイズです。
以下、それぞれのフェイズについて説明します。

・冒険者雇用フェイズ
このフェイズではプレイヤーはボード横に並べられている冒険者カードを購入します。
よりランクの高い強いカードほど雇用するために必要なコストが高くなります。
コストは自分の持っている得点で支払います。
全員が8枚の冒険者を雇用するまでこのフェイズを繰り返します。

・パーティ編成フェイズ
このフェイズではプレイヤーは任意の数のパーティを公開して即座に得点を獲得します。
編成できるパーティにはいくつかの種類があります。

3人パーティ(同じランクのカード3枚)  5点
4人パーティ(同じランクのカード4枚)  10点
5人パーティ(同じランクのカード5枚)  25点
5つの部族(5色のカードがそれぞれ1枚ずつ) 5点

強力なパーティを編成するために同じランクの冒険者を集めるか、
異なる5色の冒険者を集めるといいでしょう。


戦士、僧侶、魔法使い、盗賊の揃ったバランスの良いパーティです。

また、手札のランクの合計が最も小さいプレイヤーは「先制行動」を行って
即座に5点を獲得します。

・トリックテイキングフェイズ
「先制行動」を行ったプレイヤーが最初のリードプレイヤーになり、8回のトリックを行います。
一般的なマストフォロー・切り札ありのトリックテイキングで、
リードプレイヤーから時計回りに各プレイヤーが表向きにカードを1枚プレイします。
この時、リードプレイヤーがプレイした色のカードを持っているプレイヤーは
必ずその色をプレイしなければなりません(マストフォロー)。

全員の手札が出揃ったところで勝敗を決め、一番強いカードをプレイしたプレイヤーがこのトリックに勝利します。
切り札がない場合、リードプレイヤーと同じ色で最もランクの高いカードを出したプレイヤーが勝利します。
切り札がある場合、切り札の中で最もランクの高いカードを出したプレイヤーが勝利します。
このトリックに勝利したプレイヤーは5点を獲得します。

全てのプレイヤーの手札がなくなったらラウンド終了です。
この時点で終了条件を満たしているプレイヤーがいればゲームは終了します。
誰も終了条件を満たしていない場合、次のラウンドに移ります。



アートワークを担当していただいた別府さいさんには50枚もの冒険者カードを描き起こしてもらいました。
また布製のボードには冒険の舞台となる街とダンジョンの様子が細かく描かれています。

このゲームをリリースするにあたっての意気込み等を別記事にて書きましたので、
ゲームに興味のある方はご覧ください。
Günter Burkhardtの技巧派トリテ「命中」をリメイクした「地下迷宮と5つの部族」を出版します

ゲーム体験

スタンダード,