さくらっこ商会

ゲームに関しては素人ですが、構成員に恵まれたこともありなんとか出展までたどり着きました。以後お見知りおきを

真言カルタ~私の推仏その4
2017/11/6 10:13
ブログ

まさかの第4回です

今回はちょっと重めの仏様を軽く紹介します。

第1回

第2回

第3回

 

 

■宝生如来




 

■阿閦如来




 

二尊とも金剛界曼荼羅では中央付近に位置する偉い如来ですが、

いまいちマイナーですね。仏像もあまり見たことありません。

当時の日本ではあまり受けなかったのでしょう。

だがしかし、そんなマイナーな仏像でも真言カルタには採用しました。

なぜなら・・・

 

似てるから「盛り上がりポイント」になる


 

からです。

 

百人一首で言うと「あさぼらけ」とか「きみがため」みたいに似てたら盛り上がるじゃないですか。

あれです。

 

きっとこんな感じで…
男女混合で真言カルタで遊んでいて女の子が間違えて取るんですよ

すかさずあなたは阿閦如来と宝生如来の区別で講釈を垂れるわけですよ。

それでも女の子は興味湧いて実仏見たくなるわけですよ。

でもマイナーな仏像だから京都の東寺にぐらいしかないんですよ。

いつの間にか京都旅行の話になっているわけですよ。

すごいぜ。真言カルタ。

 

ほら 盛り上がるでしょ。

 

 

 

ではこんなサクセスストーリ実現のため見分け方をレクチャーします。

 

両如来とも左手は服を掴んでいます。


 



そして、右手が手の甲を見せているか、手のひらを見せているかで判別ができます。


右手の部分

 

ね、ほら違うでしょ。

 

 

 

え…『服つかむ意味わからん』って?

 

『手の向きだけで判断って受験勉強ぽい』って?

 

『特徴が手の仕草って何やねん』って?

 

『なんかもっとあるやろう』って?

 

う~ん、私もwikipediaの知識なので、ホントのところよくわかってません。

 

なんなら一緒に実仏を見に行きますか