一石ラボ @ein_stein_labo
細々と、一人でボードゲームを作っています。 2018大阪が初参加です。 大航海時代の提督になって、空白の地図を埋めていくゲーム、ブランクワールド~Complete the Atlas~がデビュー作です。
- ギャラパのシステムについて4
- 2019/4/10 17:49
※ギャラクティックパワーズ銀河大国(ギャラパ)のシステムについて、数回に分けて説明しています。
初めて見る方は、ぜひこちらから見てください。
ここからは、個別のアクションについて、説明していきます。
1ラウンドに実行できるアクションは、だいたい2~3回程度で、15ラウンドで終了ですので、30~45回程度のアクションでゲームが終了します。
その中で、効率よく宇宙開発をしていかなければなりませんので、アクションの特性を、よく理解しておく必要があります。
なお、アクションカードは、上半分がそのアクションに関連する場所、下半分がその効果を表します。
鉱石採掘アクションは、施設の建設に必要な鉱石を生産するアクションです。
鉱石プラントを建設している惑星に、プラント1つにつき、採掘技術力(M)の数の鉱石が、その惑星の地上に得られます。
技術力というのは、今後説明する技術研究アクションで進歩させますが、採掘技術力の初期状態では1です。
また、母星には、初めから鉱石プラントが1つ、建設されていますので、鉱石が1個だけ入手できることになります。
また、宇宙船が地上にある時に限り、鉱石プラントで採掘する事に代えて、宇宙船で鉱石を採掘する事もできます。
この場合は、採掘技術力にかかわらず、得られる鉱石は1個だけです。
いずれにせよ、鉱石は地上にしか生産されません。
この事は、戦略的に、非常に大きな意味を持ちます。
鉱石は赤いキューブで表され、施設建設アクションで、コストとして消費されます。
地上に施設を建設する場合は良いのですが、軌道上に施設を建設する場合、何らかの方法で、鉱石を運搬する必要が生じてきます。
最終的に、最も大きな勝利点は、入植のための施設である都市やコロニーを、母星以外の惑星に建設する事によってもたらされますので、鉱石をどこでどれだけ生産できるような体制を作るか、という事を常に念頭に置いて、宇宙開発を進めなければならないのです。
つづきはこちら。