按理具庵 @anriguan
「あんりぐあん」 と読みます。駆け出しの発明家が勢いで一人起業してしまった会社です。
陰陽五行プレイングカードFESCA(フェスカ)をトランプの再発明として創作しました。
しなり折りカード立てが第一発明品で、これを応用した紙製ミープルやチェス・将棋駒に展開中です。
- FESCA(フェスカ)創作の階段
- 2017/12/15 11:56
フェスカはトランプのような汎用プレイングカードです。
既存の多種多様なトランプのゲームを基に、フェスカ要素と独自アイデアのルールを追加して新たなゲームを創作して遊びます。
フェスカ要素とは、ざっくりと言ってしまえば、3種のワイルドカードとスートの相関係です。これら要素を既存のトランプゲームに追加するだけで、フェスカのゲームが誰でも作れます。ただし、フェスカ的な要素をどう組み込むは創作者の判断次第で、例えばワイルドカードの使い方だけでも組み合わせは千差万別、様々なゲームが作れます。
フェスカではゲームの創作レベルを0~3の4段階で定義しています。
レベル0は、フェスカのカードセットを使うけれど、トランプゲームのルールをほぼそのまま適用したレベルです。
これは創作ではありません。
陰陽カード12枚と金スート13枚を取り除いて、1をA,11をJ,12をQ,空無をK,太極をジョーカーとみなせば、トランプのカード構成53枚と完全に一致するので、原理的にもトランプゲームは全て遊べるはずです。
陰陽カードを第6スート、空無カードをランク0のカードとして、フェスカカードをフルセット使用する場合、ほとんどのトランプゲームは、そのままのルール適用で遊べます。これをレベル0.5としてもよいかもしれません。
レベル1は、フェスカ要素を適用しただけのレベルです。
ここまでは誰でも割と簡単に創作できるはずです。2つの主要なフェスカ要素をどの程度、どのように適用するかにより、実際のレベルは小数値で細分化されます。
レベル2は、独自ルールを追加したレベルです。
ここからが真に創作と呼べるレベルです。
レベル3は、質的変容と定義しています。
基としたゲームが何であったのかが分からない程度にまで変化して、まったく新しいゲームとみなせるようになったレベルです。
例えば2つのゲームを上手く融合する方法で創作できる可能性があります。もちろん単なる組み合わせではダメで、それが面白いゲームで完成度が高くなければなりません。
大富豪(大貧民)を基にしたゲームである「エスタ12R」は、「1,2革命」という独自ルールの追加によりレベル2ですが、誰がゼロの変革者(太極カード)を持っているかを推理するという要素が加わるので、レベル2.5としてもよいと思います。
関連
フェスカでエスタ12R
変更来歴
2024.06.21 画像ファイルの再アップロードで復旧させました。