重大工房

―賽を投げ、旅立とう―

アナログゲームサークル「重大工房」は、楽しい時間を提供すべく日夜「運と実力のバランス」に拘ったディベロップメントに取り組んでいます。シンプルなルールとラックの比率にウェイトを置いたパーティーゲームから、予測と経験によってプランを組み立てるカードゲームまで様々な遊戯をサプライします。

CHRONO BLAZE(クロノブレイズ)、デッキ構築編
2017/4/26 23:09
ブログ



みなさん、こんばんは! アナログゲームサークル・重大工房です。今回のブログでは新作CHRONO BLAZE(クロノブレイズ)のデッキ構築についてお話したいと思います。

先ず、クロブレは1デッキ36枚のカードを2人で分けて対戦するゲームです。3枚の機体カードが2セット、武器カードが30枚……の合計36枚ですね。このカードゲームは、ちょっと変わっていてゲーム開始後にデッキ構築します!

 



まず、2人のプレイヤーにはそれぞれ「隊長機1枚」「僚機2枚」の機体カードが配られます。ブレイズ・タイプとミヅチ・タイプの2系統の魅力的な機体がありますが、どちらも性能は互角なので好きな方を使いましょう。さらに「武器カード7枚」がランダムに配られます。この合計10枚のカードがあなたの使うデッキになります。



あなたはこの10枚のカードのうち任意の6枚を裏向きで戦場に並べます(残った4枚は手札になります)。この6枚は機体カードでも武器カードでも構いません。裏向きなので当然、相手が出したカードが何なのか、この時点では分かりません。例えば、場には2体だけ機体カードを出して手札に1枚キープするとか、3機とも予め場に出しておく……なんてのもアリです。敵陣に近い3枚は前衛となり、自分から見て手前側は後衛となります。ちょっとだけ踏み込んだ解説をしますと、この並びが重要です……

敵陣を制圧するためには機体で攻撃する必要がありますが、武器をコネクト(=装備)していない機体は攻撃できません。そこでキーとなるのが武器カードに書かれているコネクト方向です。



画像のマニューバーライフルであれば、上下左右に矢印があります。この矢印がコネクト方向です。つまり、戦場でマニューバーライフルに隣接した場所に配置されている機体がコネクト(=装備)できるわけです。



強力な武器カードのネビュラバスターですが、コネクト方向は左と上だけです。この武器カードの上方向または左方向に隣接した場所に配置されている機体にしかコネクトできません。

なお、射程はその武器カードをコネクトした機体から何マス先まで攻撃できるかを示します。これらの詳細についてはまた次回以降、解説いたします。



自分と相手、お互いに場を形成し終わったら上図のようになります。こうして陣形が形成されます。「手札」は最初のカード10枚のうち、場に置かなかった4枚となります。余談ですがこのゲームは戦場から手札を攻撃することもできます。所謂、ハンデスってやつですね! 「山札」は自分と相手が共通で使用します。また「リペアゾーン」は破壊された機体や武器を置く捨て山で、ゲーム進行中に壊れたカードを修理することも可能です。

さて、お互いに場にカードをセットしたら、いよいよゲーム開始です。実はこの時点でかな~り考えることがあります。それは、ランダムに配られた武器カードでどのような戦術を組むか……ということです。相手の考えを上手く読むのも良し、自らを信じて我を通すのも良し。色々と試してみて下さい。ゲームの進行については次回のブログで続きをお知らせします。

 

ゲムマ当日は是非、アナログゲームサークル『重大工房』へお越し下さい! D36ブースにてお待ちしています!

 

Twitterはじめました、よろしければフォローして下さいね! @sig_factory