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【土-T04】競り&拡大生産&正体隠匿!?『Virus Money(ウィルス・マネー)』
2019/5/2 22:00
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ゲームマーケット2019春の頒布品、『Virus Money(ウィルス・マネー)』のご紹介です!
※こちらは2018秋に発表済みの作品です。


『Virus Money(ウィルス・マネー)』では、プレイヤーは架空の仮想通貨取引所で有利な取引を競りで獲得し、資産をより多く増やすことで勝利を目指します。

ただし、プレイヤーの中に、ウィルスを仕込んだ仮想通貨(ウィルス・マネー)を流通させ、他人から資産を奪い取る悪徳プレイヤーがまぎれているかもしれません。
ウィルス・マネーを持っていると、後になって悪徳プレイヤーにごっそり持っていかれてしまいます。
特殊な条件でしか資産を獲得できない悪徳プレイヤーの動向に気をつけて、誰よりも資産を増やしましょう!

運よく(運悪く?)悪徳プレイヤーになった場合は、上手に他のプレイヤーから正体を隠し、資産をたんまりまきあげましょう!

―というゲームです。

それでは、簡単にではありますが、ゲームの流れをご紹介していきます



0.準備

このゲームでは、プレイヤーは独自の仮想通貨(=資産コマ)を持ちます。
資産コマには色が4種類あり、それぞれが担当するものを決めます。



1.役職決定


このゲームには、2つの役職(=得点の仕方)があります。

・通常プレイヤー
 競りで資産を増やせるカードを獲得し、コストを消費して使用することで資産を増やす。
 より有利なカードを獲得したり、ウィルス・マネーで減点しないように自力で得点をあげていく。

・ウィルスプレイヤー
 他のプレイヤーにウィルスを仕込んだ自分の資産(ウィルス・マネー)を所持させ、最後にそれを奪う。
 自力で獲得した資産は得点にできないので、通常プレイヤーのフリをしながら他のプレイヤーにウィルス・マネーを送り込むことで得点をあげる。

どちらになるかは、ラウンドの最初に役職カードを選ぶことで決まります。
3~4プレイ用のゲームですが、人数に関わらず5枚全部を使用します。



2.競り


資産を増やせるカード(=トレードカード)を競りで獲得します。
順番などは関係なしに自由に値をつり上げていく公開競りの形です。

このゲームの競りの特徴として、

・競り落とした後支払をするのではなく、リアルタイムで資産を追加していく
・競りのために支払えるのは自分の(色の)資産のみ
・カードを競り落としたプレイヤーが他の参加者の参加費を獲得できる

というものがあります。



3.拡大生産


資産を増やせるカード(=トレードカード)を使用し、資産を増やすことができます。
ただし、コストが必要になります。

カードの内容は色や数の組み合わせの違いなど24種・40枚。
通常プレイヤーにとっては、資産を増やすことと同時にウィルス・マネーに最大限の注意が必要になります。
他のプレイヤーの行動を観察し正体を見抜く洞察力が試されます。



4.得点計算


これまでに獲得した資産を得点として計算していきますが、持っている資産は色により価値が変わります。

・自分の担当する色 … 1個 50点
・他の色 … 1個 100点

また、このタイミングで役職が公開されます。
ウィルスプレイヤーがいた場合、

・通常プレイヤーは、ウィルスプレイヤーの担当する色の資産コマ(=ウィルス・マネー)を持っていた場合、その数だけ1個100点の減点
・ウィルスプレイヤーは、通常プレイヤーそれぞれが持つウィルス・マネー1個あたり100点の得点

という形で、それぞれ得点を計算していきます。

1.から4.の流れが1ラウンドで、これを3ラウンド行うことで総合得点を競います。


より詳しいルールが載った説明書は、『Virus Money(ウィルス・マネー)』のページからご覧いただけます。

また、あわせて『Virus Money(ウィルス・マネー)』競りフェーズ終了条件についての補足の記事もご覧いただけると幸いです。



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