アニス

面白いカードゲームを目指して【トランプDEデュエル】
2026/10/17 7:55
ブログ

こんにちは、巫部 優(かんなぎ ゆう)と申します。

この度は初めて【トランプDEデュエル】というオリジナルのカードゲームを引っ提げてゲームマーケットに出展することになりました!

当日はぜひ当サークルにお立ち寄りいただけると幸いです。


 

さて、前回から少し間が空いてしまったのですが「カードゲームの面白さ」って何だろう?ってところを自分なりに書いてみました。

ご覧になっていない場合はこちらから見ていただけたらと思います。


 

結論から言うと、ゲームとは勝負事であるが故に勝ちに拘ること自体は大切で、でもボコボコに圧勝したい訳ではなくて拮抗した勝負の末、考えた戦略が相手を上回って勝ちたいのです。

本来はここに面白さがあるのではないかと。

負けたとしても「あの一手が上手かったなぁ〜」とつい感想戦をしたくなるような、そんなゲームがしたい作りたい!と思ったのです。


 

【トランプDEデュエル】でこの面白さを求めた表現について少し作者語りをしたいと思います。


 

・インフレのないカードゲーム

元々、この企画のスタートは普段やっているカードゲームのインフレにカードゲーム自体の面白さを見失ったことでした。

なのでカードプールの増えない(増やせない)=インフレをすることが出来ないゲームにしたい。

ということで既存で枠組みの存在するトランプでカードゲームを再現することにしました。

トランプは一般の人も親しみやすく、ルールさえ把握出来れば簡単に用意が出来ますからね。


 

・トランプ1組あれば出来るカードゲーム

トランプでカードゲームを再現すると決めて考えたこと。

トランプ1組54枚の束をデッキとしたら、対面で遊ぶためにはトランプを2つ買わなきゃいけない。

普通、トランプなんて2つは買わないのです。

そこでトランプのスートによって2つに分け、1組あれば2人対戦が出来るようにしよう!

そう思ったのです。

それとここで出来た「トランプ1組あれば出来るカードゲーム」というコンセプトへのこだわりとして、カードゲーム・ボードゲームでよく使われるようなサイコロ、コイン、カウンター、電卓などカード以外の外部ツールも使用しないシステムで本当にトランプ以外は何もいらないという設計にしました。


 

・支援カード

これは少しの間プレイしていたカードゲームほぼそのまま引用しました。

そのゲームではランダムで攻撃力を強化するというもので、必勝攻撃に当たるシステムとは別のシステムでした。

手札から戦闘中のキャラと同名のカードを捨てると攻めている時は戦闘に必ず勝てて、守りの時は破壊の肩代わりに。

たくさん同名カードが欲しくなるものの、同名カードを場に出すことは出来ず、ランダム支援で出た場合には強化が失敗する。

よく出来たシステムでした。

このシステムはかなり面白い駆け引きを生むため、自分のゲームに落としこんで、全てのカードに2つの役割があって数値が高いカードは支援として出せばもちろん強力だけど、使い捨てになるから支援カードとして安易に使っていいわけではない。

そんなリソースマネジメントが重要なシステムになりました。


 

・ライフシステム

これはかなり悩んだところでした。

ポイントを削るようなシステムでもよかったのですがコンセプトとして「トランプだけで完結する」を守りたかったのでカードをライフにすることにしました。

よくある山札のカードを数枚、ライフとして場に出すのでもよかったのですが準備が増える一方でやっていることとしては山札のカードを削るでも変わらないので上限は手持ちのカードとして、全てなくすことを目指すゲームとしました。

これにより持ち札=戦闘を有利に進めるカード=ライフとなりリソース管理が上手いほど強くなるカードゲームの黎明期のような駆け引きの楽しいゲームになったと思います。

トランプDEデュエルでは直接攻撃による処理が少し独特なのですが、当初はダメージを受けると山札または手札を1枚捨て札にすることにしていたのですが、それでは流れを掴まれた時に逆転する芽がほとんどなくて押されると捲ることがかなり困難でした。

そこでダメージを受けた場合、思ってもいないカードが勝手に召喚されるけどカード的には減っていない今のルールになったのです。

これによって大体攻撃側のユニットの数−1のユニットが場に残ることになり、次のターンは同数のユニットで戦闘が出来て勝負は均衡するようになりました。

ジョーカーも同様ですね。

最初はお互いデッキに入っている仕様だったのですが逆転の要素として、基本劣勢のプレイヤーだけが使えるワイルドカードとしてルールに組み込んだのです。


 

・初期手札

スタンダードでは13枚と多くなるので普通に山札と混ぜて引く形にするか迷いましたが今の黒スートが全て初期手札になる形にしました。

まずこれによってカードゲーム特有の手札事故は起きなくなりました。

手札事故は普通仕方ないと割り切る点ではあるのですが、片側が起こすと一歩的な面白くないゲームになるので後のやりたかったことと合わせてルールで防げるなら防ごうとこの形になったのです。

やりたかったこととして、黒スートが初期手札に全てあることで山札から引いてきた赤スートのカードは全て必勝攻撃ができる状態なのです。

これによりパワーの低いカードが何も出来ず退場してしまうということがないのです。

弱いカードに対してもある程度強い手を使わなきゃいけないという構図になる訳です。

さらに、黒スートは効果なし、赤スートは効果ありなので前半から中盤にかけて緩やかにゲーム内でのパワーがインフレするようになっています。

初めてプレイする際にもいきなり全部のテキストを読む必要はなくて、引いてきたカードだけ読めばOKにすることでゲームへの入り込みを早める意図なんかもあったりします。


 

と、ツラツラと色々ルールを考案するにあたって考えていたことを書いてみましたがやりたかったこととしては「初心者と熟練者が対戦してもある程度の均衡の取れるゲーム、かつやっぱりプレイの上手さが勝敗に出るようなゲーム性」これがリトライしたくなるようなゲームなのかなと考え表現したかったのです。

創造者である自分も行動の定石なんかは掴めておらず、やればやるだけ味のするゲームになったかと思います。

無名故にスペースで暇そうにしていたらぜひ対戦してください‼︎

よろしくお願いします‼︎
 

おい、デュエルしろよ〜‼︎

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