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韓国史をテーマにしたボードゲームを制作している「K-History Hunters」です。 ゲームマーケット2026秋では、1598年の「露梁海戦(ノリャン海戦)」をテーマにしたソロプレイ用カードゲーム『ノリャン1598』を頒布します。 文禄・慶長の役、その最後の大海戦――。 プレイヤーは李舜臣率いる朝鮮水軍と明水軍からなる連合軍を指揮し、撤退する日本軍を阻止しながら、露梁の海で最後の決戦に挑みます。 島津義弘をはじめとする日本軍は自動で行動。 毎回変化する戦況の中で、どの戦線で、どの武将を動かすか――プレイヤーの判断が勝敗を左右するソロプレイ用歴史カードゲームです。
- 【土曜M047】『露梁1598』武将紹介② 李舜臣 : 朝鮮水軍を率い、最後の海戦へ
- 2026/10/12 22:15
『露梁1598』武将紹介② 李舜臣 ―― 朝鮮水軍を率い、最後の海戦へ
こんにちは、韓国で歴史ボードゲームを制作しているK-History Huntersです。
武将紹介の第2回は、李舜臣(イ・スンシン)。 韓国で最も尊敬される偉人の一人であり、 『露梁1598』でプレイヤーが指揮する朝明連合軍の中心人物です。
露梁海戦当時、李舜臣は、全羅・慶尚・忠清の三道の水軍を統率する 「三道水軍統制使」として、 朝鮮水軍の主力を率いていました。

「伝・李舜臣肖像」(作者不詳/東亜大学校石堂博物館蔵)。
李舜臣を描いたと伝えられる肖像であり、生前の実像を確認できるものではありません。
閑山島と鳴梁――朝鮮水軍を支えた勝利
1592年の閑山島海戦では、日本艦隊を広い海へ誘い出し、 「鶴翼の陣」で撃破。朝鮮水軍が南海岸の制海権を確保する大きな勝利となりました。
1597年の鳴梁海戦では、壊滅的な打撃を受けた水軍を率い、 数で大きく上回る日本艦隊を退けました。朝鮮水軍の再起を支えた勝利でした。
そして1598年、李舜臣は最後の戦場となる露梁へ向かいます。
「この仇敵を討つことができるなら」
日本軍の撤退が進む中、李舜臣は明の陳璘とともに連合艦隊を率い、 島津義弘らの艦隊と対峙します。 決戦を前に、李舜臣は天にこう祈ったと伝えられています。
此讎若除、死則無憾
――この仇敵を討つことができるなら、死んでも悔いはない。
長い戦争の末、最後の戦いに臨む覚悟を伝える言葉です。
「私の死を知らせるな」
露梁海戦の最中、李舜臣は敵弾を受けます。 その最期の言葉として伝えられているのが、次の一節です。
戰方急、愼勿言我死
――今は戦いの真っ最中だ。私の死を決して知らせるな。
自らの死によって味方の指揮や士気が乱れることを避けようとした言葉として読むことができます。 最期まで戦場を気にかけた指揮官の姿が、ここにはあります。
『露梁1598』は、この最後の海戦を題材にした1人用カードゲームです。 プレイヤーは朝明連合軍を指揮し、日本軍と対決します。
攻めるために使うか、守るために残すか

『露梁1598』朝鮮軍武将カード「李舜臣」(K-01)。
ゲームでの李舜臣は、攻守の両面で頼りになる一枚です。
[指揮]では中央または右翼を攻撃し、 命中しなかったダイス1個を振り直せます。 あと一撃を加えたい場面で、もう一度チャンスを得られます。
[戦術]では、朝鮮軍または明軍が受ける損害1を無効にします。 味方の兵力を守り、次の攻撃につなげたい場面で力を発揮します。
今、攻撃に使うか。それとも、相手の攻撃に備えて残すか。
史実の指揮官を一枚のカードとしてどう活用するかも、本作の楽しみの一つです。
韓国発の1人用歴史カードゲーム『露梁1598』。
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