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『ハニービー』ができるまで —
2026/9/23 15:23
ブログ

昆虫ボードゲームを作るようになったきっかけ

昆虫をテーマにしたボードゲームを作るようになったきっかけは、少し意外なところにあります。
それは養蜂でした。

 

 

 実際に養蜂を学び、やってみる中で、巣箱を管理すること自体がゲームにするとけっこう面白そうだと思いました。

どこにどんな蜜源植物があるのかを調べたり、ミツバチが集めてきた蜜を管理したり、巣箱の中の働きバチや雄バチ、女王バチの状態を見たりします。
新しい女王バチが生まれると分蜂が起こることもあり、ときにはスズメバチに襲われることもあります。

考えてみると、実際の養蜂には選んだり、判断したりすることがけっこうありました。

「これをゲームにしたら面白そう。」

そうやって作り始めたのが「プランビー」です。

 

 

「プランビー」には、養蜂をしながら知ったことをできるだけたくさん詰め込みました。
蜜源植物、働きバチと雄バチ、女王バチ、分蜂、スズメバチの襲撃など、実際の養蜂で起こるいろいろなことをゲームにしてみました。

でも、そうしているうちに、養蜂を初めて知る人には少し難しいゲームになってしまいました。

実際に養蜂をされている方にゲームを見てもらったときにも、同じようなことを言われました。

「ゲームがちょっと難しいです。」

養蜂のことをできるだけ入れてみたかったのですが、逆にゲームを始めにくくしてしまったようです。

そこで、今度は逆に考えてみました。

養蜂を初めて知る人でも、簡単に遊べるゲームを作ってみよう。

そうやって作ったのが「ハニービー」です。

ハニービーは、複雑な養蜂の仕組みをそのままゲームにするのではなく、ミツバチというテーマの中から面白い部分を少し残して作りました。

 

巣箱に一匹だけいる女王バチ、ほとんどの時間を巣箱の中で過ごす雄バチ、そして巣箱のほとんどの仕事をする働きバチ。

こうしたミツバチの特徴をかわいいイラストで表現し、シンプルなプッシュ・ユア・ラックのルールにしました。

カードを1枚ずつ引きながら蜜を集め、もう1枚引くか、ここでやめるかを選びます。

ルールはシンプルですが、もう1枚引くかどうか悩む瞬間があり、その中にミツバチの話も自然に入っています。  

「プランビー」が養蜂をゲームにしてみたゲームだとしたら、ハニービーはその過程で学んだことを少し減らして、もっと簡単に遊べるようにしたゲームです。

「プランビー」はカードに韓国語の説明が多く、日本でそのまま紹介するには難しい部分もありました。

そこで今回は、最初からもう少しシンプルで直感的なゲームを作ってみました。
そして、そうして作ったハニービーを日本のゲームマーケットでも紹介することになりました。

振り返ってみると、プランビーがあったからこそ、ハニービーも作ることができたのだと思います。

実際に自分でやってみたことをゲームにして、ちょっと入れすぎたと思ったら、また減らしてみる。

そうやって一つずつ作っていくうちに、自分が作りたいゲームの形も少しずつ見えてきた気がします。

 

制作ストーリーをお読みいただきありがとうございます。ハニービーもよろしくお願いいたします。

 

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