はたやまかずや
大正・昭和の政局を舞台とした交渉ゲーム「ヒストリーオブ大正昭和」を頒布します。
- 「歴史を知る」のではなく「歴史を動かす」ゲーム
- 2026/7/29 21:33
『ヒストリーオブ大正昭和』は、大正から昭和初期の政界を舞台に、プレイヤーが政界の黒幕となって権力争いを繰り広げる交渉・ドラフト・投票ゲームです。
各ラウンドでは、実在した政治家たちが次期首相候補として登場します。

第16代、22代内閣総理大臣 山本権兵衛

第19代内閣総理大臣 原敬
プレイヤーは政界の黒幕として一人の政治家の後ろ盾となり、その人物を首相へ押し上げるために暗躍します。
支援した政治家が首相に就任すれば、大きな利益を得て影響力を拡大できます。
しかし、他のプレイヤーもまた、それぞれの狙いを持って政界を動かそうとしています。
交渉や駆け引き、ときには裏切りを駆使しながら、歴史の裏側で政界を操りましょう。
ゲームに登場する人物や事件は、すべて実在の歴史をモチーフにしています。

226事件の際に蹶起将校に投降を呼びかけた文言から

押し入った家で警備の甘さを説教した事件から
当時の政党や派閥、政治情勢、そして時代背景まで、できる限り史実を大切にしながらゲームへ落とし込みました。
一方で、本作は歴史の知識を競うだけのゲームではありません。
大切なのは、歴史を正確に暗記していることではなく、政界の中でどのような判断を下すか?ということです。
「誰を味方につけるべきか。」
「誰に票を売るべきか。」
「どこで金を使い、どこで裏切るべきか。」
そんな判断を繰り返しているうちに、プレイヤーは自然と一人の"黒幕"として振る舞うようになります。

黒幕の一人 宰相
思惑どおりに政界を支配できれば優位に立ち、読み違えれば一気に窮地へ追い込まれるでしょう。
実際の歴史でも、政治は決して一人の英雄だけで動いていたわけではありません。
利害が交錯し、多くの人々の思惑がぶつかり合った結果として、歴史は形作られていきました。
本作で体験していただきたいのは、その「歴史の構造」です。
年号や人物名を覚えることではなく「なぜそのような出来事が起きたのか」を、ゲームを通して体感していただきたいと考えています。
勝つために悩み、交渉し、裏切り、ときには協力した経験が、そのまま歴史への理解へとつながっていくはずです。
もし遊び終わったあとに、「この人物は実際にはどんな人だったんだろう」「この事件は本当にあったのかな」と興味を持っていただけたなら、作者としてこれ以上嬉しいことはありません。
『ヒストリーオブ大正昭和』は、歴史を知識として学ぶゲームではなく、歴史を体験するゲームです。
ぜひゲームマーケットで、この激動の時代を体験してみてください。
