神崎DTP

2019秋、「うろおぼえ剣豪道場 秘剣X」でゲムマデビュー予定。
「おのれ一人の納得を追い求められる何かを作りたい」
という思いから、ボードゲーム初心者なのにボードゲームを作り始め、
イベントにも一人出展で出来る事をやると決めたけど、
いろんな人からものすっごい助けてもらってやっと歩けてます。
滋賀、京都、大阪、そして滋賀の関係各所に出没するかもよ?

【R49】「うろおぼえ剣豪道場 秘剣X」登場剣豪紹介 第3回 伊東一刀斎・高柳又四郎
2019/11/19 22:50
ブログ

第3回となりました、「うろおぼえ剣豪道場 秘剣X」登場剣豪紹介。
土曜日はゲームマーケット本番に向けて、ゲーム中に貴方の分身となる剣豪たち2人づつ紹介しています。本日は、伊東一刀斎・高柳又四郎の両名です。


伊東一刀斎
伊東 一刀斎
(1560?〜1653? / 一刀流)

時々、単に「二刀流ではない」という意味で「一刀流」と仰る方がいますが、「一刀流」といえば普通、剣術の世界では「伊東一刀斎に連なる道統の流派」の事を指します。
一刀流とその派生の流派は、江戸時代を通して隆盛し、今日の剣道の成立にも大きな影響を与えたと考えられています。
そんな一刀流を興した伊東一刀斎ですが、その生涯は謎に包まれています。師の鐘巻自斎も「一刀斎」を名乗っていた事もあり、出身地と死没地、推定生年と推定没年が3つづつくらいあるという有り様。
一刀流の道統を継ぐ流派が広い地域に残されていた事から、戦国時代に各地を廻って剣術の修行と指導を行っていたのは間違いないようです。
しかし不思議なことに、どんな逸話の派生でも「一刀斎が負ける」どころか「誰かが一刀斎と良い勝負をした」というエピソードすらなく、一刀斎は誰に対してもひたすら圧勝しているのです。
まさに廻国三十三戦、不敗の女!
……なんで本作では女の人なんでしょうか。
……さぁ……なんでですかね……?



高柳又四郎
高柳 又四郎
(1776?〜1808? / 一刀流中西派)

高柳又四郎は江戸時代後期に隆盛した「一刀流中西道場」の高弟で「中西道場の三羽烏」と呼ばれた3人のうち1人です。
他の2人は練習の方針の違いからか独立して流派を興しているのですが、又四郎にはそうした話はありません。
彼が竹刀で撃ち合い試合をすると、相手は又四郎の竹刀にすら触れる事が出来ず、又四郎もまたただ一閃で勝負を決めるため、決着のその瞬間まで撃ち合う音が一切しませんでした。
これは余人から「音無しの勝負」だ「音無しの剣」だと呼ばれ大変評判になりました。
そんな又四郎ですが、wikiに書かれている生年1808年を参照すると、生まれる前に師範代になっていた計算になる。
生年の根拠と思われる、少年期のエピソードも、父親の役職が記録と合致せず、なんとも怪しい……。
あるいは、1808年は本来「没年」だったのではないでしょうか? もしそうだとすると、30歳前後で亡くなった計算になってしまうのですが……。

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