遊志堂

2024春のゲームマーケット に新作マーダーミステリー『遠き至高のマレボルジュ』を頒布予定 2016年春初参加
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新版ドラフト戦国大名/ハーフ人狼2
アートオークション/アリサンディアの禍

粘土でつくった『芸術品』を競り落とせ!アートオークションのご紹介
2019/10/26 16:10
ブログ

ゲームマーケット2019秋にて遊志堂が頒布予定の『アートオークション』のご紹介です!

■ストーリー
現代アート。それは芸術の世界であると同時に、巨額のマネーが動く投機の世界。芸術家は感性のおもむくままにアートを創り、バイヤーは競り落としたアートを売って大儲けすることを企みます。
抽象度が高く難解なアートであるほど作品価値は高くなり、わかりやすい大衆芸術にはたいした価値が付きません。しかし誰にも理解不可能な、あまりに前衛的すぎる作品はまったく評価されないのです。
数百万、数千万ドルものマネーが乱れ飛ぶ現代アートの世界で、あなたは名を成すことができるでしょうか?

■遊び方
① 芸術家プレイヤーはカードに書かれたお題を、1分以内に粘土で作成します。

② 粘土の『芸術品』が完成したら、バイヤーたちは芸術家に「はい」「いいえ」で答えられる質問を、既定の回数まで行えます。
例)「その芸術作品のモチーフは動物ですか?」
例)「その芸術作品のモチーフは、一般的にコンビニで購入できますか?」

③ バイヤーたちは『芸術品』の競りを行います。ここでの重要なポイントは次の通りです。
・競りのあと、バイヤーたちは『芸術品』のお題が何だったのか答える
・お題の正解者が少ない『芸術品』ほど、その価値は高くなる
・ただし、正解者がいない『芸術品』には価値がつかない
つまり、バイヤーは「少数のバイヤーしかお題を当てることができない、抽象的な『芸術品』にならば、高額の値をつけても良い」ということになります。(同様に、芸術家は抽象的な『芸術品』をつくれば、バイヤーが高く買ってくれることを意味します)

④ 『芸術品』を競り落としたバイヤーは、代金を芸術家に支払います。

⑤ 最後に全バイヤーが『芸術品』のお題が何だったのかを、ボードに書いて解答します。この時の正解者の数に応じて、芸術品の価値が決まります。
仮に、50万ドルで競り落とした『芸術品』に、120万ドルの価値がつけば、バイヤーは70万ドルの利益を得ることになるのです。

⑥ 芸術家を順番に交代していき、最終的に一番多くのマネーを所持していたプレイヤーの勝利となります。

 

■百聞は一見に如かず
アートオークションの芸術作品はこんな感じです。これが何なのかを、バイヤーたちは当てることになります。

「これは生き物ですか?」「いいえ」
「これは人間よりも大きいですか?」「はい」
「これは建物ですか?」「んー……厳密には、いいえ」
「これはアフリカ大陸にありますか?」「はい」
このような質問を繰り返していき、バイヤーたちはヒントを得ていきます。
ちなみに、この写真の『芸術品』のお題は「スフィンクス」です。