BBBox

2015年から『ランチボックス』にてオリジナルゲーム制作開始。
翌2016年には個人制作を始め、処女作『うんちばさみ』を発表。
2019年春には、個人としては初めてゲムマ出展。 2022年秋、1年半ぶりの新作『Troppoトロッポ~異世界の冒険と3つの扉』を発表予定!

『スペース・レース・ボッツ』作品内容とそれが作られた経緯:その2
2019/4/20 12:11
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プロトタイプを作ってから身内でテストをした結果、

「距離の概念がわかりにくい」

「戦略が単純」

などの指摘があり、このバージョンもまたお蔵入りしていくのである...

 

《さらなるバージョンアップ!》

次に生まれたのが、今あるBOTSのひな型となったバージョンである!



 

 

おおむね、今と変わりないようなボードだが、実はこれ以外に『BOTSカード』と呼ばれるものがあった。

それがコレ。



 

 

まあ、これはこれで正直面白そうだった。

各自が1体のBOTSを選び、それぞれにカスタマイズしながら進めていくタイプ。

ボードには自分の能力を上げるためのスロットがあり、カウンターをはめ込んでレベルアップさせる。

カウンターは、ボード上やライバルから集めることができた。

 

ただこのバージョンが難しかったのはその“バランス取り”の部分で、個性と平均化の落としどころに悩むことになる。

プレイ時間も長くなり、冗長気味なのも。

加えて「そもそも俺が作りたかったのはこれか?」

といった中2な悩みも発生し、これもお蔵入りさせる英断をしたのである。

(個人的には、また改めて企画したい気もする)



 

ちなみに当時お気に入りだったのがこのキャラ

ボード上に“ボム”を配置して、止まったキャラに大きなダメージを与える

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それらの紆余曲折を経てできたのが、今ある『スペース・レース・ボッツ』

僕的には「満を持して」発表したわけなのだ!

願わくば、1人でも多くの人に遊んでもらいたいものである...