嘴広卿(はしびろきょう)

「LAST WAN STANDING」コンポーネントについて
2018/4/6 12:02
ブログ

「LAST WAN STANDING」の内容物に関して説明します。

※写真の左側には、大きさの参考として箱を置いています。

●バレットチップ・・・49枚



上部がオモテ面で、「1」〜「6」までの数字が書かれたものと、伏せた犬のイラストが描かれたものがあります。

下部のウラ面は、各キャラクター毎に7種類に色分けされていて、仕分けやすくなっています。

ゲーム中では弾丸を撃つ「はやさ」を表すチップとなっています。「1」が一番はやく「6」が一番おそいです。

伏せた犬のチップは「DOWN」と呼ばれるもので、「6」のはやさで撃たれて時以外の弾丸を避ける能力をもっています。

バレットチップはラウンド中は使い捨てとなっており、同じチップを再び使う事はできませんし、基本的に使ったチップは公開されたままです。

どのチップをつかい、どれを温存していくのかその選択が重要になるかもしれません。

●ターゲットチップ・・・49枚



上部のオモテ面は、各キャラクターを銃口が狙っているイラストが描かれたものと、銃火が描かれているイラストがあります。

下部の裏面は、バレットチップと同様に、キャラクター毎に色分けされています。

ゲーム中では、「だれ」を狙うのか表すチップとなっています。当然のことですが色分けされた中には、自分のキャラクターは入っていません。

銃火のチップは「QuickDrow」と呼ばれるもので、同じ「はやさ」で撃たれた時に、撃った相手よりはやく撃ち倒す(結果撃たれなくなる)能力をもっています。

わかりやすく言うと、バッティングしたら倒せると思ってください。浪漫あふれる能力ですが、実際狙って発動するのはむずかしいです。

相手の心理を読むことと、使ったバレットチップをよく観察することが重要となります。

●キャラクターカード・・・7枚



自分のキャラクターを表すカードです。特に能力差はないので、好きな色か犬種で選ぶと良いでしょう(早い者勝ちですよ)。

体験会での結果ですと、ネイビーのブルドッグ「ブッチ」はあまり人気がないようです。一番の悪人面だからですかね?



また、ラウンドカードを含むカード類は「ふしぎテープ」で止められています。テープ同士のみが接着し、他にはつかないというちょっと変わったテープです。何回か繰り返し使用できますのでうっかり捨てたりしないでご活用ください。

●棺桶チップ・・・1枚



オモテ面に棺桶、ウラ面は、鉄の胸当て?になっています。

ラウンド内で、「一番最初に」かつ「単独で」脱落してしまったプレイヤーがこのチップを獲得できます。

もしそのラウンドで、相撃ちで最後に残っていた両者が倒れた、弾切れになってしまったなどで勝者がでなかった場合、このチップを持っていたプレイヤーは実は胸当てで弾丸を防いでおり、今まで死んだふりをしていたことになります。その結果、おもむろに立ち上がり、あるいは弾切れのほかのプレイヤーを撃ち倒してひとり勝利を宣言します。

●ラウンドカード・・・1枚



ラウンドを表示するためのカードです。勝利点のサマリーもかねています。下で説明するラウンドチップを使って今何ラウンド目かを表します。

●ラウンドチップ・・・1枚



オモテ面にゲームロゴ、ウラ面に拳銃(コルトピースメーカー)が描かれています。ラウンドカード上に置き、現在のラウンドを示すために使用します。

●説明書・・・2枚



説明書です。今回も2枚になっています。内容に関してはこちらのゲーム説明に画像がありますのでご確認ください。2枚目の裏面は購入者のみのお楽しみです。




重要なことを1つ、今回のゲームのコンポーネントには勝利点を計算するためのチップ類を付属させませんでした。

理由としては、汎用的なチップは誰かしら持ち合わせがあることが多いこと。

あるいは、紙とペンで解決できる問題であったり、昨今ではスマホのアプリでも対応できることです。

その分のコストが減ることで頒布価格が下がることを優先しました。

一応、それに満足がいかない方向けに、勝利点を計算するチップ代わりとして「インゴッドトークン」をご用意しました。

こちらの詳細はまた後ほど。