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2005年結成、2014年再始動の電源不要ゲーム製作サークル。5人+αのメンバーによる多彩なゲームと関連書籍をお届けします。
- ライフは20点!コントロール系協力ゲーム「漁村においでよ!」ができるまで
- 2015/10/11 15:44
こんにちは、トーホクウィステリアのふじわら先生です。
公開して間もなくですが、すでに予約の方をいただいております。
大変ありがとうございます。制作者、冥利に尽きるところです。
前回記事 ゲーム紹介
ところで、皆さんはMTG(マジック・ザ・ギャザリング)というカードゲームをご存知でしょうか。
私は昔の環境で遊んだプレイヤーですが、青色デッキが好きでした。
相手の行動を阻害し、盤面全体を有利に持っていく、コントロール・パーミッション系
と呼ばれるデッキを使っていたものです。
対応が後手に回ってしまうのですが、ライフを減らしつつも
そのライフが削り切られる前に、相手の攻撃を完全に抑えられるかどうか。
そのギリギリの攻防が楽しかったのです。
しかし、同時にこうも考えていたのです。
「コントロール系のカードゲームの楽しさをもっと多くの人に知ってもらいたいな」
「そして、一人じゃなくみんなでその対応を一緒に悩むのはもっと楽しいんじゃないか?」
今回の協力ゲーム「漁村においでよ!」はまさにそんなプレイヤーの攻防を
楽しんでもらいたいと思い、作成いたしました。
過疎に悩む漁村。
プレイヤーたちの共通人口ライフは20点。
大手企業の地上げは1年ごとにプレイヤーたちのライフを容赦なく削っていきます。
ゲーム最初はプレイヤーたちの陣営は、村おこしをする前ですから、
かなり不利な場面から始まります。
プレイヤーはイベント開発をすることによって人口を回復することができますが、
条件もそれなりに厳しく、開発をあきらめることによって1点のライフが得られるので、
状況によっては、決断を迫られることもあるでしょう。
ここまで書くと、
「イラストとは裏腹に、厳しいガチガチの環境でプレイヤーを選ぶんじゃないか?」と
思われるかもしれませんが、そんなことはありません。
私は学習塾を経営しながら、生徒たちとこのゲームをプレイしましたが、
どの子も楽しくやってくれました。ただ、小さい子は大人のアドバイスが必要ですね。
盤面を徐々に変えていくゲームですから、
プレイ時間もそれなりにかかるように作ってあります。1ゲーム1時間以上かかることもあります。
まずいプレイによっては「パンデミック」のように詰み状態になってしまうようにもしてあります。
ですが、それ以上に終わった時にはこのゲームの楽しさとやりがいを
プレイヤーたちに与えてくれることでしょう。
近日説明書の方を公開いたしますね。
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