人狼アグリコラ部

アグリコラ理論、kindle版によせて
2018/10/30 5:56
ブログ

〇月×日。都内某所にて。

インタビュアー(以下イ)
「『アグリコラ理論』kindle版出版おめでとうございます!!再販の問い合わせがTwitterや通販サイトに続々寄せられていたのに断り続けていた『アグリコラ理論』がようやくkindleストアに並ぶわけですね!」

編集部(以下編)
「はい、ようやくここまでこぎつけましたよ。2014年秋のゲームマーケットに初版を出してから、1000部も売れたんですが在庫がなくなってからはお断りするのが心苦しくて」

イ「ぶっちゃけこの本が1000冊売れるって奇跡ですよね?」

編「100冊売れたらすごいよねって話してたのに1000冊も売れて私たちが一番驚きましたw」

イ「これまでずっと再販を断り続けてきたのにどうしてこのタイミングで再販することにしたんですか?」

編「実は、某通販サイトで高額買取されてるのを見つけちゃいましてね、これはまずいなあ、と」

イ「なるほど。それでkindleで出版しようと思ったんですね。なぜ数ある電子書籍の中からkindleを選んだんですか?」

編「一番簡単そうだったから」

イ「え」

編「そもそもね、あの本は文字も絵もグラフも多くて紙の本を作るのもぜーはーしてたんですよ。それが電子書籍になるともっと複雑になるんです。Epubの作り方がうまくいかなくて無駄に時が流れ、PDFにしようと思ったらkindleの日本語版はPDFに対応していないっていうじゃありませんか。アンビリーバブル!」

イ「よくわかりませんが、大変だったんですね」

編「……。もうしょうがないから全部画像にしようって話になり、kindleコミッククリエイターというアメイジングなツールに出会いここまでこぎつけました」

イ「とにかく大変だったというわけですね!けどこれで再販を望む人々の元に『アグリコラ理論』が届くわけですね。えっとお値段は750円!750円ですか??kindleって読み放題とか99円とか0円があるのに高過ぎじゃないですか?」

編「!!!なんてことを言うんですか!そもそもね、この本はイベント価格は1000円、通販価格は送料込みで1500円だったんですよ。ということはみんな1000円で買ってくれてたんですよ。なのに、格安で再販したら、こんな異形の本を1000円で買ってくれた皆さんに申し訳がたたないじゃないですか。だから、750円にしたんです。」

イ「な、なるほど。熟慮の結果の750円なんですね」

編「あ、ちなみにキャンペーン価格で12月31日までって買いてあるけどたぶんずっと750円の予定なんで、焦らずにじっくり考えて購入を決めていただいて大丈夫です」

イ「そういえば、続編を作る予定はないんですか?拡張版の『アグリコラ理論』を出して欲しいという声も寄せられているとか」

編「拡張版欲しいですね!まだ持ってないけどやってみたいですよ。アグリコラは本当に楽しいから」

イ「じゃあ、やりこんで拡張版も出版する予定があるってことですね??」

編「いやあ、もう無理ですよ。懐古厨な人狼アグリコラ部のおじいちゃんおばあちゃんにはついていけない世界になっちゃってます」

イ「そんなあ……」

編「けど『農場主の教科書』もkindle版で準備しててもう出てるかもですよ」

イ「それは朗報ですね!他には何か販売の予定はないんですか?」

編「教科書の発表前に宣伝用で作った『青春!アグリ部』っていう無料マンガもでてます。ローゼン学園のアグリ部を舞台にした青春ストーリーです。これは無料DLできるのでぜひムネアツになってください。あとは個人的にはグッズを作りたいと思ってます。そのうち血迷って産婆Tシャツとかも作るかもしれないんで、その時は暖かく見守ってくださいませ」

イ「産婆Tシャツ…これは期待大!楽しみに待っていますよ!では最後に読者の皆さんに一言お願いします。」

編「2014年の秋からアグリコラ理論を読んでいただいた皆様、在庫がなくなってからも再販を希望いただいた皆様、ありがとうございました。これからもたのしく『農業シマショウ!』」





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