石膏粉末工房 @sekkou_p
ダイスロール装置「ダイスガン」、3Dプリンタで作ったミニチュア「一寸フィギュア」、完全折り畳みダイスタワー、ダイスなどを展示及び頒布します。
- 【C12】石膏粉末工房・頒布物情報
- 2019/3/2 23:20
案内が遅くなりましたが、今回の頒布物をご案内します。基本的に昨年秋の新作の再販ですが、逆に言えば大阪初お目見えのものが多いです。「時計」(詳細は後述)は、東京大阪合わせて今回がゲームマーケット初登場です。
■一寸フィギュアQT(1個400円)
3Dプリンタで作ったミニチュア「一寸フィギュア」の秋の新作です。赤・青・黄・緑・白の全5色です。
頒布物は無彩色単色ですが、下の写真のように彩色が可能です。
因みに彩色に使った塗料は、基本塗装にアクリルガッシュ(ターナー、ぺんてる)やシタデルカラー(ゲームズワークショップ)、墨入れにコピック(Too)、ハイライトの強調にウェザリングマスター(タミヤ)です。発色だけなら白の上から塗るのが一番良いですが、凹凸の見易さとアクリルガッシュやシタデルカラーの隠蔽力を考えれば、黄色や緑に塗るのもお奨めです。
台座は別パーツになっているので、少しだけですが持ち運ぶときの容積を節約できます。台座とフィギュア本体の固定方法は簡単で、フィギュア底面の突起を台座中央の穴に「差し込んで、ひねる」だけです。ひねる方向はどちらでも構いません。これで両者の摩擦によってしっかり固定されます。逆向きにひねれば簡単に再分解できます。なるべくセッションの準備及び撤収の妨げにならないよう、簡単な手順で組立と再分解できるようにしました。
台座の直径は24mm。D&DやPFなどの1インチマスにぴったり合う大きさです。
■「The FIFTEEN」用時計(700円)
同人シナリオならぬ、同人コンポーネントです。
数年前のJGCでテスト版をプレイして以来すっかり惚れ込んで、正式版も出るが早いか購入しました。旧ルールではリアルで15分がタイムリミットだったので普通にスマホとかのタイマーで15分を計れば良かったのですが、現行ルールでは1ターン1分×15ターンになっており、経過ターン数を管理する何かがあると便利なのですが、製品には何故か入っていません。
そこでこのような「時計」を作ってみました。
プレイヤーの手番が終了する(ゲーム内時間が1分経過する)ごとに、手動で針を1目盛り分(1分)動かします。ツマミの丁度真裏には突起があり、これが盤面の窪みに引っ掛かることで正確な位置で針を止めることができます。
以前からアークライト様に「追加シナリオなどを出すときに、このような時計を付けてはどうか」と提案していたのですが、色々あって当サークルから同人ベースで出すことになりました。
■ボードゲーム「タテヨコトッパ! ver. 1.5(500円)」
対戦型の2人用ボードゲームです。上記リンク先でも解説しています。昨年春の東京で頒布したものの改良版です。
プレイの様子(YouTube)
■完全折り畳みダイスタワーβ版改(3000円)
展開と折り畳みの様子(YouTube)
展開と折り畳みの様子(Twitter)
昨年春の東京で頒布した「完全折り畳みダイスタワーβ版」の改良版です。各部にストッパーを設けて、一定以上開かなくしました。これにより強度が増しました。
■ダイス(1個300円)
16mmの6面ダイスです。一見珍妙なデザインですが、図柄の中で数字が強調されている、文字の数が出目になっているなど、ちゃんと普通の6面ダイスとして使えるものばかりです。
■一寸フィギュアL(1個300円)
3Dプリンタで作ったミニチュアです。本来は単色ですが、写真のように模型用水性アクリル塗料(シタデルカラー、アクリルガッシュなど)で彩色できます。もちろん色を塗らずにそのまま使うこともできます。
冬の新作も再生産・補充して持って行きます。
写真左から「ゴブリン」「ゴブリンアーチャー」「ゴブリンシャーマン」です。アーチャーでもシャーマンでもない普通のゴブリンは従来からありましたが、以下の点を変更しています。
- 台座の直径を18mmから24mmにしました。D&DやPFなどの1インチマスに合う大きさです。
- 装備を貧弱にしました。即ち兜と盾を無くし、パンツも腰布に変えました。
- ペイント映えするように、体の凹凸を強調し、腰布にも皺を追加しました。
- 顔付きをにくたらしいものに変えました。
11/14追記:軽くて丈夫なので、多少雑に扱っても大丈夫です。
また、これも例によってアクリルガッシュなどで彩色できます。
前述のように皺などのディテールに凝っているので、墨入れとハイライト処理をすると見違えます。