つくえゲームズ @TKEgames
2017春のブース番号は【D16】です。
2016年春でゲームマーケットデビューをしたサークルです。初心者でも直感的に理解できて遊びやすいゲームの開発を目指しています。
第1作はカードゲーム「MABR」。2016春に初登場、2016秋には改良版をリリース。第2作として「SPACE ROCK FESTIVAL」を2017春に公開。
- オリジナルの音楽フェスを作る!『スペースロックフェスティバル』 ルールのご紹介
- 2018/4/29 10:00
こんにちは、つくえゲームズです。
「スペースロックフェスティバル」のルールをご紹介します。
《ゲームの目的》
このゲームでは、プレイヤーは音楽フェスティバルのプロデューサーとなり、自分が担当するステージに人気のスターを集め、最終的にもっとも多くのお客さんを呼んだ人が勝者となります。
《カードの説明》
・スターカード(63mm×89mm/全32枚)
「J−POP」「アイドル」「ROCK」「ダンス&ボーカル」という4ジャンルそれぞれに8枚ずつのスターカードがあります。ジャンルはカード右上のアイコンで表示しています。
カード左上の数字は「人気度」、左側の10〜60の数字は「演奏時間の目盛り」、下部のアイコンと数字はスターを集めるための「必要スタッフ数」を表しています。
・スタッフカード(44mm×63mm/全52枚)
スタッフカードには「サウンドクルー」「ステージスタッフ」「スタイリスト」の3種類があります。
各スタッフを、スターカードの下部に表示されている数だけ揃えることでスターカードを獲得することが可能となります。
《ゲームの準備》
タイムテーブルシートを卓上に広げます。下図のように、シートの上部の枠にスターカード32枚、スタッフカード52枚を裏向きに重ねて配置しましょう。
次に、手番を決めます。いちばん最近音楽イベントに参加した人がファーストプレイヤーになり、時計回りに手番が回っていきます。
続いて、スタッフカードの山から各プレイヤーは3枚ずつ引き、手に持ちます。これが初期手札となります。
さらに、コインを配布します。ファーストプレイヤーはコインを受け取りません。2番手プレイヤーは1コイン、3番手プレイヤーは2コイン、4番手プレイヤーは3コインを得ます。
最後に、スターカードの山札の上からプレイヤー数と同じだけの枚数をオープンにして並べます。
これでゲームの準備は終了です。
《手番の流れ》
自分の手番でできることは、以下の3つのうちのどれか1つです。
・スタッフカードの山札から3枚を手札に加える
・4コインを得る
・手元のスタッフカードとコインを使ってスターカードを獲得し、自分のタイムテーブル上に配置する
スターカードを獲得するには、スターカード下部に書かれたとおりのスタッフを揃える必要があります。
以下の例だと、『KANE-GOON』を獲得するには「サウンドクルー」3枚と「ステージスタッフ」1枚が必要で、「スタイリスト」は不要です。
スタッフカード枚数の計算においては、欲しいスタッフカードを必要な枚数分揃える以外にも、
・2コインを任意のスタッフカード1枚に変換
・ある1種のスタッフカード3枚を別の種類のスタッフカード1枚に変換
という形で必要スタッフ数を満たすことが可能です。
以下の例では「REDWIMPS」を獲得するために必要なスタッフのうち、サウンドクルー1枚をスタイリスト3枚から変換、ステージスタッフ1枚を2コインから変換することで必要数を揃えています。
スターカードを獲得したら、後述のルールに従って、ただちに自分のタイムテーブル上に配置します。そして新たなスターカードを1枚山札から補充します。(常にスターカードはプレイヤーと同じ数だけ場に出ていることになります)
《スターカードの配置》
自分が担当するステージの13時〜20時の7時間の枠の中に、スターカードを配置していきます。配置していくと、徐々に以下のような形になっていきます。
配置にはいくつかルールがあります。
・自分のステージには最大6枚まで配置することができます。
・カードが重なることで各スターの演奏時間が決まります。上記の例だと、REDWINMPSが50分、BUTANIKUTIONが30分、DREAMS COME COME CLUBが60分です。
・カードを重ねるときは、演奏開始時刻が遅いカードが上に重なるように配置します。
・各スターの演奏時間は、最低でも10分必要です。
・タイムテーブルが下に進むにつれ、スターの人気度が同じかそれ以上になるように配置する必要があります。
《スタッフカードの特殊効果:チーフスタッフ》
スターカードを獲得するために使用したスタッフカードは、基本的には使い捨てです。ただし、自分の役割を全うした(=3枚まとめて他の役割1枚分に変換することなく使用した)カードがあれば、そのうちの任意の一枚を「チーフスタッフ」として手元に残しておくことができます。
チーフスタッフは次の手番以降、永久に捨てることなく使用することができます。
つまり、スターを獲得すればするほど捨てなくて良いスタッフカードが溜まっていくので、次のスターを獲得しやすくなっていきます。
《コイン獲得イベント:出演者発表》
スタッフカードの山札が枯渇するたびに「出演者発表」というイベントが発生します。
その時点までに獲得したスターカードの人気度の合計点をプレイヤーごとに計算し、合計点が高い順にコインを獲得できます。
1位:4コイン 2位:3コイン 3位:2コイン 4位:1コイン
《コラボアクト》
すでにタイムテーブルに配置されているスターカードに別のカードを重ねて、2組のスターのコラボレーションを成立させることができます。以下がその条件です。
・両スターカードのジャンルが同じであること
・すでに配置されているスターカードの方が人気度が高いこと
後から加えたカードを既存のカードの下に滑り込ませるようにして、まったく同じ時間枠上に配置してください。
2枚の重ねたカードの人気度の合計した数値がコラボアクトの人気度となります。
《終了条件&得点計算》
誰かが自分のステージ上に6つめのスターカードを配置したら、残りのプレイヤーが1度ずつ手番を行ってゲームは終了します。(コラボアクトの場合は2枚で1つの計算になるので、注意してください)
ゲーム終了時点での各プレイヤーの動員数を以下のルールに従って計算し、もっとも多かった人が勝者となります。
A:基礎動員数
各スターの人気度と演奏時間を掛け合わせた数値を合計したものが基礎動員数です。
上記の例だと、REDWIMPS:300(6×50)、BUTANIKUTION:240(8×30)、DREAMS COME COME CLUB:540(9×60)となり、合計1080が基礎動員数です。
B:カオスなステージ(動員ボーナス)
全4ジャンルのスターを自分のステージ上に集めた場合には、統一感のないそのカオスぶりが話題となり、動員数が増えます。
+100
C:コアなステージ(動員ボーナス)
1つのジャンルのスターのみでステージを構成した場合、コアな観客が集まって動員数が増えます。配置したスターの数に応じてボーナスが変わります。
4つ:+200 5つ:+300 6つ:+500
上記のA、B、Cの合計点がもっとも多い人が勝者となります!
《説明書の画像データ》
ゲームマーケット当日は試遊卓も用意しておりますので、ぜひ遊びに来てください!