数寄ゲームズ

百科審議官

¥2,500

ゲーム概要

  • 百科審議官見習いとして、世の中にある様々な「ことば」を分類する
  • 他プレイヤーのルールを予想して7つの区画すべてに「ことば」を貼ろう
  • 2006年に発売された3人専用ゲームの新版
プレイ人数 3人 プレイ時間20〜分
対象年齢歳〜 価格2,500円
発売時期2018大阪 予約 不可
ゲームデザイン千石一郎 イラスト・DTP

ゲーム詳細



あなたは、新しく百科審議官になるため、卒業試験を受けなければなりません。

百科審議官とは、世にあるあらゆることを編纂した書物
―百科事典― に載せる内容を、選び吟味する職業。
世界のものごとを分類するためには、どんな物事でも、見極められるようになれなければなりません。
この試験は、見習い期間が終わり、百科審議官として独り立ちするための最終関門です。
ここで、他の見習いたちと、分類の精度を競い合います。

果たして、卒業試験で一番になり、晴れて百科審議官として独り立ちできるでしょうか。

 

百科審議官は3人専用のユニークな論理ワードゲームです。
このゲームのコンポーネントは、3本のひも、3冊の付箋紙、1個の木コマ、これでほとんど全部です。
およそ他に例のない不思議な構成のコンポーネントをどう使うかというと、



こんな感じで3本のひもを重ねて配置します。
それぞれが担当する色の付箋紙を受け取ったら準備は完了です。

 

まず各人は自分だけが知っている秘密の「ルール」を一つ決めて付箋紙に書きます。
他の人には見えないように机の脇や裏に貼っておくといいでしょう。



 

ルールとは例えば「自分で動く」「魚屋で買える」「両手で持てる」のようなものです。
「このことばはあなたのルールに当てはまりますか?」と聞かれた時に
「ハイ/イイエ」で答えられるものが「ルール」です。

 



例えば各プレイヤーが上記のようにルールを決めたとしましょう。
このルールに「ハイ」と答えられることばはひもの内側に、
それ以外の答えになることばはひもの外側に貼ることになります。

ことばの中にはひとつだけではなく複数のルールに「ハイ」と答えられるものもあるでしょうし、
あるいは逆にどのルールにも「ハイ」と答えられないものもあるでしょう。

 



これはゲームがある程度進んだ状態の図です。
様々なことばがそれぞれのルールに従って分類されているのがわかるでしょうか。
たとえば「マグロ」と書かれた付箋紙は
「自分で動く」に「ハイ」、「魚屋さんで買える」に「ハイ」、「両手で持てる」に「イイエ」
と答えることになるので、青いひも赤いひもの内側で緑のひもの外側の区画に貼ることになります。
逆に「富士山」と書かれた付箋紙はすべてのルールに「イイエ」と答えることになるので、
どの区画にも貼ることができず、すべてのひもの外に貼ることになります。

ゲームの目的の一つは、ひもで区切られたすべての区画に自分の色の付箋紙を貼ることです。
実際のゲームでは最初からわかっている「ルール」は自分が決めたひとつだけですから、
様々なことばがどこに貼られるかを見て、他人の「ルール」を推測していくことになります。

より早く、より多くの付箋紙を狙った場所に貼ることができたプレイヤーが
晴れて百科審議官の称号を得ることができます。

ゲーム体験

スタンダード,