つみきや

ゲームマーケット2020大阪に初出展する、福岡市の輸入玩具店「つみきや」です。今回は協力型ゲーム「さくらの大冒険」(税込¥3,960)を出展します。会場購入者限定特典として、つみきやのYouTubeチャンネル登録+SNSで感想or遊び方を発信していただける方には半額(¥1,980)で提供!その他、オリジナルゲーム 「さくらのきのぼり」「ドーミー」も販売。ぜひ「ヌ13」のブースへお立ち寄りください。

「さくらの大冒険」開発ストーリー vol.1【ゲムマ2020大阪/ブース番号ヌ13】
2020/1/27 13:30
ブログ

こんにちは。「ゲームマーケット 2020 大阪」初出展のつみきやです。

1993年創業、主にヨーロッパの木のおもちゃ・ボードゲーム等を扱う福岡の輸入玩具店です。

今回出展するオリジナル新作ゲーム「さくらの大冒険」の開発のきっかけや完成に至るまでの過程、こだわりや想いなどを、当店スタッフであり、ゲームデザインを担当しました津村修二から《さくらの大冒険 開発ストーリー》と題し、連載形式でこちらのブログで4回にわたって紹介していきます。vol.1ではその経緯からお話します。

【開発のきっかけ】

2017年夏。つみきや創業25周年を記念したゲームを作ってほしい、ということで原田圭悟(つみきや店主・原田隆の次男、スタッフ 以下、原田)から私(津村)は開発の依頼を受けました。2018年9月11日で創業25年を迎えたつみきやですが、その25周年記念オリジナルゲームの開発依頼でした。

私はつみきやで勤務するほか、ボードゲームクリエイターとしても活動を続けており、オリジナルのゲームデザイン(代表作「Amen」)も行なっていますが、つみきやでオリジナルゲームを開発するのは初めてのこと。作らせてもらえてうれしいという気持ちの反面、下手なものは作れないというプレッシャーを同時に感じました。



ボードゲームクリエイター。その肩書きを名乗っていながら、商品化したオリジナルゲームは「Amen」しかない私。その上、それを考案したのは2009年のこと。つまり、8年近くゲーム作りのブランクがあり、作り手としての感覚や技術が錆びついていないか、自分の職能に対する不安も正直なところありました。一方、この8年間で数百種類ものボードゲームに触れ、何が面白いゲームなのかを感じ取り、たくさん吸収してきたという自負もありました。つみきやに勤め出すようになって、どんな人がどんな場面でどんなゲームを求めているのか、そうした生の声も数えきれないほど聞いてきました。今の自分だったら過去最高に面白いゲームが作れるはず。そんな自信を胸に、私は8年振りに新作のゲームデザインに着手しました。


【どんなゲームを作ったら喜ばれるか?】


ゲームデザインをするにあたって、私は「つみきやオリジナルゲームである以上、子どもの健やかな成長を願うような温かなテーマでゲームを作る」ということを第一に考えました。これは絶対に守りたい自分の中での約束事のようなものです。その時に思い浮かんだのはつみきやオリジナルゲーム第1作目「さくらのきのぼり」。



好奇心いっぱいのおさるのさくらが世界を旅し、セコイア、ヤシの木、バオバブ、モミの木といった木を登るゲームなのですが、イラストとともにとてもやさしくてほんわかするテーマで、つみきや25周年記念ゲームにはさくらを主人公にした続編がふさわしいと思いました。すでに1,000個以上の販売実績があり、さくらに愛着を持つ子も多いので、そういった意味でも続編の製作は喜んでもらえるのではないかと考えました。

また、福岡市内小学校の留守家庭を数多くワークショップで回っている原田から「協力ゲームはどうか」という提案をもらいました。協力ゲームとは誰かと競って一番を決めるのではなく、みんなで力を合わせて課題を解決するタイプのゲームです。留守家庭では、子どもたちの間でゲームの勝ち負けによってケンカが起きることがあるらしく、仲良く遊べる協力ゲームがあったら役に立てるのではないかという提案でした。私はその話を聞いて、ゲームが活用される現場での協力ゲームに対する需要を知り、それを満たせるようなゲームを作りたいと強く思いました。

ここでおぼろげながら「さくらの続編、協力ゲーム」という主軸となる方向性が決まりました。

(vol.2へ続きます)

 

〜親子で遊べる!宝石集めの協力ゲーム「さくらの大冒険」〜

 



 

家族団らん、もっと楽しい時間に!!
「さくらの大冒険」は、参加者同士で競うのではなく、全員の勝利を目指す協力型のゲームです。
普段はケンカしてしまう兄弟も頼れる仲間となり、前向きな会話が自然と生まれます。
協調性を育む本作は、コミュニケーションが苦手なお子さんにもオススメです。

 

さくらの大冒険(税込¥3,960)
2019年4月1日発売
対象年齢:6才以上 プレイ時間:10分 プレイ人数:2〜6人
ゲームデザイン:津村修二 イラスト&漫画:大野智湖



ゲーム内容:
長老の家で黄金バナナの伝説を知ったおさるのさくら。世界に散らばる七つの宝石を集めると空から降ってくるという黄金バナナを求め、さくらは仲間と冒険の旅へ船出します。しかし、恐ろしい海賊モンキーXも黄金バナナを狙っています。黄金バナナを手に入れるのはさくらかモンキーXか!?  全員で知恵を出し合いながら進める協力ゲームです。

遊び方:
・ゲームを始める前にさくら号のコマを日本のマス(3-3)に、モンキーXの海賊船のコマをモンキーXの絵の上に置きます。
・次に七つの宝をダブルサイコロを振って出た目の場所に置きます。七つの宝を置き終わったらゲームスタートです。
・最初のプレイヤーから順にアクションカードを引きます。引いたカードに描かれた数の分だけさくら号を進めます。
さくら号は縦横に真っ直ぐしか進めませんが、地図の端まで来たら、(地球は丸いので)反対側にワープできます。
・どこへ進むかは全員で話し合って決めます。
・宝石のあるマスにちょうどで止まったら、宝石を取ることができます。
・宝石はボード上部のさくらの船のマスに乗せていき、七つ集まったら全員の勝ちです。
・アクションカードの中には海賊船が描かれてあるものがあり、これを引くとモンキーXの海賊船が進みます。
・海賊船が5マス進むと全員の負けです。
・アクションカードの中にはさくら号を進ませるカード以外に、「方位磁針(1枚めくってカードを確認できる)」、
「望遠鏡(3枚めくってカードを確認できる)」、「舵(好きなところへ飛べる)」といった便利な道具カードがあります。


内容物:

・ゲームボード1枚 ・アクションカード28枚 ・コマ(さくら・モンキーX)各1個 ・宝石7個 ・ダブルサイコロ1個 ・漫画説明書1部

サイズ:
・箱 縦26cm×横18.5cm×高さ5cm  ・ボード 縦25cm×横35cm(折りたたみ式)

商品ページ:
https://tsumikiya.jp/products/detail.php?product_id=1170



☆☆会場購入者限定特典☆☆

つみきや YouTube チャンネル登録(要画面提示)
+SNSで遊んだ感想 or 遊び方を発信をしていただける方は
「さくらの大冒険」(税込¥3,960)を半額(税込¥1,980)で提供します。

 

☆☆動画☆☆

プレイ動画  https://youtu.be/ookWtOJkZaY

詳しいルール説明動画 https://youtu.be/13h4Ix2H3FY

 

☆☆お問い合わせ先☆☆

つみきや
〒810-0001福岡市中央区天神1-7-11イムズ6F
tel: 092-737-0611
https://tsumikiya.jp
info@tsumikiya.jp