米光ゲーム

「はぁって言うゲーム」「あいうえバトル」「国家予算人狼」「言いまちがい人狼」「変顔マッチ」「走れメロスたち」「はっきよいゲーム」「レディーファースト」「想像と言葉」や、「ぷよぷよ」「BAROQUE」「トレジャーハンターG」「キングオブワンズ」などをゲームデザインした米光一成と、優秀なゲームデザイナーズがお届けします。

「ゲーム文学全集」をつくろう
2018/4/20 6:30
ブログ

【E37】米光と優秀なゲームデザイナーズで出展する米光一成です。

「ゲームづくり道場」の新シーズンがスタートします。
今シーズンは、がっつりゲームを作ります。
4/21スタート毎月第3土曜日全6回。
場所は、池袋コミュニティ・カレッジ(池袋駅からすぐ)。
各自(もしくはチームを組んで)、それぞれがゲームをつくります。

以前ゲームをつくったシーズンは、参加者ほとんど全員がおもしろいユニークなゲームを作って、お客さんを招いてプレイ会を開催しました。ゲームマーケットにいくつものブースにわかれて参加しました(→「米光と」は何故ブースが4つもあるのか)。ゲームマーケット2018春にも出展しています。

今回は、さらにテーマを決めて進めていこうと思います。
「ゲーム文学全集」
有名文学作品をモチーフにして、ゲームをつくってみようじゃないか。
そして、作ったゲームをずらーっと並べて、「ゲーム文学全集」を!
という企画です。

たとえば、
芥川龍之介「蜘蛛の糸」 太宰治「走れメロス」 江戸川乱歩「人間椅子」 坂口安吾「白痴」 二葉亭四迷「浮雲」 夏目漱石「坊ちゃん」 宮沢賢治「銀河鉄道の夜」 宮沢賢治「注文の多い料理店」 小林多喜二「蟹工船」 中原中也「サーカス」 田山花袋「蒲団」 芥川龍之介「羅生門」 中島敦「山月記」 梶井基次郎「檸檬」
なんていうゲームが遊べたら、楽しそう、壮観!

作品選び→作品の読み→ゲームにするポイントの抽出→システム化→プロトタイプづくり→おもしろさの増幅→テストプレイ→完成。
という流れで進めていきます。

「まったくゲームを作ったことがない」という人でもだいじょうぶ。
講義・ワークショップ後に、わいわいとテストプレイしながら、みんなで作っていきます。

また全体のデザインワークや、デザインのアドバイスで、出嶋勉さんが協力してくれます。

出嶋勉(デザインアドバイザー)プロフィール
東京在住フリーのグラフィックデザイナー。エデュトリアルを中心に活動してきたが、2014年よりアナログゲームの可能性に目覚め、ルールとグラフィックの両方を手がける。代表作は、海賊の宝島(ルールとグラフィック)、モンスターメーカー(グラフィック)。

「ゲームづくり道場」の新シーズンは、4/21スタート毎月第3土曜日全6回、池袋駅からすぐの池袋コミュニティカレッジで開催です。

米光一成(道場主)プロフィール
『ぷよぷよ』『バロック』『トレジャーハンターG』などのゲームを企画監督。『想像と言葉』『レディーファースト』『はぁって言うゲーム』などのアナログゲームも制作する。デジタルハリウッド大学でゲームゼミ、ゲーム講義を受け持つ。宣伝会議編集ライター養成講座即戦力コース専任講師。『仕事が100倍楽しくなるプロジェクト攻略本』『思考ツールとしてのタロット』などの著作、「エキレビ!」レビュー、雑誌連載など。