TUKAPON

2014秋のゲームマーケットからゲーム制作をしています。
シンプルなルールで20~30分程度で遊べるゲームを中心にミニマムでハイクオリティなゲームを目指しています。

2014秋 「サリバン」
2015秋 「捕込」
2016春 「High!High?High!!」
2016春 「Glasgow」
2017春 「CAPTURING CAGE」
2017春 「ボブジテン」
2017秋 「ボブジテンその2」
2017秋 「わたしのボブジテン」
2018大阪「ボブジテンきっず」
2018春 「ボブジテンその3」
2018春 「あいわな -TRAP OF LOVE-」

【F07】TUKAPON 捕込ルールその③
2017/3/2 18:58
ブログ

こんばんは!

前回までは 『捕込』のルールについて説明をしました。

 

『捕込』とは・・・



 

3から4人、20分ほどでプレイできるカードゲーム

 



 

場はこんな感じになっていて、

手番で出来ることは

 

1.手札から1枚、「とっこめ」か「牧」に出す

2.手札から連番3枚を、「とっこめ」か「牧」に出す

3.「とっこめ」のカードを全て取り、セットを作って自分の場に出す

 

 

今回は得点計算についての説明です!

 

このゲーム、得点を得る方法は手番の③のみなのです。

連続する数字3枚をセットにして自分の前に出すことができ、

最終的にこの数字がそのまま点数になります。

 



 

「とっこめ」のカードを手札に入れた後に、このように5のカードが3枚になったので

これらを自分の前に伏せて置きます。

 



5×3枚で15点ではなく、あくまで3枚1セットですので

この場合は5点を得ていることになります

 

つまり、大きい数字(例えば6や7)のカードを得点化したほうが点数が高いので

たくさん「とっこめ」からカードを引き取って、セットをじゃんじゃん作ればいいじゃないか!!

・・・とはならないのがこのゲームのおもしろいところなのです。

 

ここでゲームの終了条件をもう一度!

 

ゲームの終了条件は

1.誰かの「手札」が0枚になった瞬間

2.「山札」が0枚になった時にプレイしていたプレイヤーの手番が終わったタイミング

 

つまり、いつでも終わる可能性があるということです。

 

「山札」が0枚になる瞬間は、ある程度予測がつくと思いますが

実はこの、誰かの「手札」が0枚になる瞬間というのは

このゲームでは本当に予測がつかないんです。

つかないというよりも、まだ終わらないだろう~と思っていたら

3枚連番のカードを2回くらい続けて出されて終わってしまった・・・ということも多いのです。

(逆に、もう終わるかもしれない!と諦めていたら、全然終わらず周りがどんどん得点を得ていく・・・ということも)

 

そして、ゲーム終了時手札に残ってしまったカードは


すべて、マイナス点となってしまいます。


 

では少し戻って、先ほどの5のカード3枚を得点した状態で

ゲームが終了したとしましょう

 



 

手札には、2,3,6,6,7のカードが残ってしまいました

同じ数字は一度しか計算しませんので、この場合のマイナス点は

2+3+6+7=18点のマイナス

そして得点化できたのは5点なので、

最終的にマイナス13点でゲーム終了となります。

 

つまり・・・

 

「とっこめ」にどのカードが置かれるかある程度記憶しながら


適度に「とっこめ」からカードを手札に加えつつ、


3枚1セットにして出来るだけ得点の高いカードを自分の場に出し点数を稼ぎ


なおかつ周りのプレイヤーの手札枚数を確認しながらうまくマイナス点を回避する


 

というのが、この『捕込』というゲームなのです!

簡単なようで、考える要素も多い。

だけどルールはシンプルなので、ボードゲーム初心者の方でも楽しんでいただけると思います:)

 

 

この『捕込』および『High! High? High!!!』

2タイトルとも、3月5日(日)から予約を開始いたします。

 

なかなか文章ではこのハラハラドキドキ感が伝わらないのが辛いのですが、

是非是非一度プレイしていただければと思います。

予約の詳細についてはまもなくアップいたしますので、もう暫くお待ちください。