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ゲームマーケット大賞 優秀賞発表
 

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2018年05月04日(金) 21:56 174 views

Sanjose

気が付けばもうゲムマ2018春ですね。

思ったより遊ぶ時間とプレイレポート記事を書く時間が取れず次のゲムマ前日になってしまって恐縮ですが、私が遊ばせていただいた分の残りのゲームの記事を投稿させていただきます。

●ゲーム情報

タイトル:Sanjose(サンノゼ)
制作:Studio Turbine
プレイ人数:2~4人
プレイ時間:60~80分
対象年齢:12歳~

●ゲームの概要

ウィンチェスター夫人が死ぬまで増改築を続けていたというサンノゼの幽霊屋敷、「ウィンチェスターミステリーハウス」をテーマにした協力ゲームです。
プレイヤーはメイドや庭師、大工などの夫人に仕える者として、部屋タイルを配置して屋敷を拡張しながら夫人コマを悪霊コマから逃がし、部屋タイルの山札がなくなったらプレイヤーの勝利、その前に夫人コマが悪霊コマに追いつかれるとプレイヤーの敗北になります。

具体的なゲームの流れとしては以下のプレイヤー手番の繰り返しです。

  1.  山札から部屋タイルを1枚引き、配置する。
    ⇒配置した際、ドアと壁で囲まれた「部屋」が完成するとその部屋を構成するタイルの枚数に応じたトークンと、構成色に応じたボーナスが得られます。
    獲得したトークンを消費することで職業タイル(プレイヤーキャラクター)の能力の使用が可能です。
  2.  このターンで使用するトークン数を宣言します。
  3.  ダイスを2個振ります。1~3の目を失敗、4~6の目を成功と判定します。ゾロ目が出た場合、トークンを1個獲得し③の悪霊の移動は行われません。
  4.  3で出た目に応じた悪霊が移動します。
    ⇒悪霊は5種類いて2~6の目に対応しており、それぞれに移動量や壁抜けなどの能力が決まっています。
    悪霊は最初は場に1体しか居ませんが、部屋タイルを配置していくうちに「悪霊出現タイル」を配置することになり、悪霊の数が増えていきます。
    サイコロの目で1が出た場合は、全ての悪霊が移動します。
  5.  2で宣言した使用トークン数と、3の成功判定のダイスの分だけ、職業タイルの能力を使用します。
    ⇒職業タイルは庭師なら中庭(部屋タイルで囲まれた空白部分)を利用した夫人の移動などそれぞれ特色があります。
    部屋の完成などそれぞれ条件を満たすことでパワーアップでき、より能力が強力になります。
    この職業タイル能力をいかに活用するかが、ゲーム勝利の鍵になります。

 

●所感

全体的にアートワークがお洒落で洗練されているのですが、何より外箱が他のゲームと違いすぎるので第一印象からして強い印象が残ります。


細長い箱の中に、タイル・コマ・トークンがぎっしり詰まっています。説明書もこの箱に合わせてデザインされています。
別売りで久正人先生のイラストが描かれた夫人コマ・悪霊コマのセットがあるとのことなのですが、箱に入れられないのが少し残念。

初ゲームでは「複数枚のタイルを保持できる庭師が悪霊コマを保持したまま場に出さない」というパワープレイをしたために楽々と勝利してしまったのですが、
後で確認したところ「悪霊タイルをストックした場合は次で配置しなければならない」というルールがちゃんとあり、反則ということが判明しました(汗)

ということできちんと悪霊タイルを出すようにしてプレイしたところ……まあ難しいこと難しいこと。
悪霊が全て出現している状態で1の目を出した時の阿鼻叫喚ぶりたるや、凄まじいものがあります。
サンプルをお借りしてる期間、毎度「今度こそ勝つ! 勝つまで返却できない!!」と繰り返しプレイしていました。
有利に進めていると思っていてもタイル一つ、出目一つで一気にピンチに陥ることもあり気は抜けず、勝利できたときは
机の一面に屋敷が広がっているのを見ながら心地良い達成感に浸れました。

なお、悪霊にはより行動パターンをエグくした「ハードモード」というのがあるのですが、こちらは怖くてやっていませんw

 

●より楽しむために
こういった高難度ゲームでは攻略法を見出すのも一つの楽しみかと思いますが、自分が感じた勝利のポイントを2つだけ挙げておきます。
・大工と庭師の活用
⇒とにかく山札を消費してしまえば勝ちなので、この2人がいるかいないかで難易度が大きく違います。
逆に、慣れてきたらこの2枚は禁止にするといった縛りを試してみてるのが良いと思います。
・トークンによる悪霊の拘束
⇒職業タイルの能力使用とは別に、悪霊の上にトークンを一つ載せることで悪霊の移動を一回無効にできます。
勝利した際はこの拘束が上手く働いたのが一番の勝因といえたと思います。
ルールをきちんと読んでいないと見落としがちな要素なので、インストの際は説明を忘れないよう気をつけましょう。

 

ゲームマーケット2018春でも、Studio Turbine様は「土-J55」にて出展されるようです。
このSanjoseがあるかは分かりませんが、新作も楽しみです。

Sanjose



レポーター
自己紹介
ターキーと申します。インディーズゲームが好きでこの度プレイレポーターの公認をいただきました。メカニクスを問わず軽量~重量まで、たくさんのゲームの楽しさを伝えられたらと思います。
web サイト
https://twitter.com/Turkey_BGM
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