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ゲームマーケット大賞 優秀賞発表
 

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2017年08月06日(日) 10:59 1.4K views

最上川

プレイ人数 3或いは4
年齢 元服以上
プレイ時間 およそ30分

ゆるあ~とさんから『最上川』を紹介しちゃいます。

何やら和風な雰囲気(何故か変換できた)な作品。

カードはアイコン以外は全く同じ「船」ばっかりなカードゲームです…が侮るなかれ、その独特なシステムは一見の価値ありです。しかもコレが1500円だったという破格な一品。ちなみにゲムマ2017春では午後にまったり到着した頃には既に売り切れていましたね。

ゲームデザイン:あかしあ  イラスト:とのやま家

最上川は船運の要であり、あらゆる農作物が酒田港へと運ばれていきます。

プレイヤーは川沿いの村の村長です。自らの村で取れた農作物を、商人たちに売りつけます。

3つの作物をバランスよく、かつ大量に商人に運んでもらい村の名声を高めましょう。

 

コンポーネントはカードと小さなコマしかありませんが、システムは若干複雑です。

カードには、紅花/米/あおそ、の3種類がそれぞれ1~3まであります。

5枚の手札を持ってスタート。初期配置からは、一体何をするのか説明するのが難しい…

手番が来たらまず、残っている場札から1枚を拾って手札に加え、その後、AかBのどちらかを行います。

A:船にコマを乗せる

「船の数値+進んでいる距離」枚数分のカードを手札から出す事で、1個乗せられます。

もし種類数値が全く同じカードなら2枚分相当(2個乗るワケではない)。

手札がある限り同時にいくつでもどれに乗せても良い。

B:カードを引く

山札から2枚ひいて手札に加えます。

 

全員の手番後に、「残った1枚の場札と、五月雨カード」とのアイコンが各船のアイコンと比べて、ひとつ一致する毎に船が1段階進みます

こうして船が4段階目まで進むと港に到着します。

到着時には、「自分の乗せているコマ×船の数値」分が、運んだ作物の名声点となります。

また単独で最もコマを多く乗せていた村長は船カードもゲットでき、これも最後に名声点に加算されます。

ゴールしたら新しく別の船がスタート位置につきます。

 

流れをまとめると、船がスタートに近い位置にいる間にコマをできるだけ置き、船がゴールしたら名声点化されるという形式です。

船の進み方は公開情報である五月雨カードの他に、誰も拾わなかった場札ともアイコンが一致すると進む事になるので、どの船が先にゴールしそうか?という見切り予想と、6枚までしか持てない手札をいつ消費してどの船にコマを乗せるのか、という駆け引きが熱いゲームです。

黙っていても船は勝手に進んでいき次々と名声点化されるチャンスになるので、コマが余っているなら船に乗せた方が得なのか、しばらく我慢してひとつの船にまとめて送り込む方が得なのか、という悩ましい選択。

名声点トラック上に規定数のコマが置かれた時点でゲームが終了し、最も名声点を得た人がゲームに勝利します。

 

■遊んでみた感想

一連の流れを全て説明するまで、一体何をするゲームなのか把握できない為に、全員が理解するまで多少の時間がかかると思います。

ですが、やる事自体はそれほど難しくはなく、ラウンド毎に船はどんどん進んでいく為に誰かしら点が入り、ゲームの収束性も良い感じです。

ちなみに「三の船にまさかの3個乗せ」が完成してトップ独走されてしまいましたが、普通ならそんな事は有り得ないので、船だけでなく名声点トラックでもデッドヒートを繰り広げられる…筈です(2回しか遊んでない…)。

やはり残念なのは、雰囲気ゲームなのに「カードが全部同じ船の絵」な辺りでしょうか。カード左上のアイコンも、黒い漢数字と赤丸が重なって若干視認性が悪い事もあってカードデザインはもう少しなんとかならなかったのか…と思わずにはいられません。

とはいえ、カードとコマだけで、このシステムはちょっと他では見た事がありません。コレは個人的にかなりのインパクトですし、今後手に入るなら是非とも欲しい作品です!

もし持っている人がいたなら、一度遊んでみる事をおススメしたいです。

尚、ゆるあ~とさんの「最上川」は東北六部作の第一弾との事なので、この後まだ5作品も残している…となると期待せずにはいられません。

 

最上川



レポーター
自己紹介
<p>2016からボードゲーム集め出したけど、基本ぼっちをこじらせている為、買ったのに遊んでいないゲームがたくさんあります。<br />
30分超えたら重ゲーに分類、一人でも遊べるダイスゲー万歳。</p>
<p>クイーンズブレイド大好き。PSO2の6鯖アークス(ログインくらいだけどキャラ名同じ)</p>
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