プレイ人数 | 3~5人 |
プレイ時間 | 45分 |
年齢 | 9歳~ |
ハイ。お久しぶりです、今日紹介するのはASOBI.deptさんの『ドロドコ』になります。
ゲームデザイン&アートワーク:ゲームの殿堂(田中英樹)
盗まれた品物だけをヒントに、泥棒がどこに潜んでいるかを当てられるか!?
毎回配置の変わる蜂の巣状の集合住宅を舞台に泥棒を捕まえる推理ゲーム |
です。
こんな感じの6角形な部屋カードがたくさんあります。何やら間違い探しみたいなくらい似たような品物が色々とありますねぇ…
そして入口から三角に並べたら、一人泥棒役を決めて開始します。
泥棒は、入口から「隣の部屋に移動する毎に必ずひとつ」何かを盗んでいきます。
盗んだモノは「盗品カード」を順に並べていき、通ったルートは「足取りシート」にホワイトボードマーカーで書いておきます。
これに対して残りのプレイヤーは全員が刑事となって、泥棒は最後にモノを盗った部屋に隠れたままなので、一体ドコにいるのか、を当てるのが目的です。
尚、泥棒がひとつずつ盗んだモノを公開していくのと同時に、刑事たちは「絶対コッチでしょw」などと煽っていくスタイルなので、プレイ中の会話と心理戦を楽しみましょー。
当然ながら、隣りの部屋にもあるモノを盗って進む事で1回の移動による現在位置の予想は単純に2択、それを繰り返す事で最終的な場所はサッパリわからなくなります。
とはいえ、ランダムに並べられる部屋には必ずしも隣りに同じモノがあるとは限らないので、泥棒側もちょっぴり考えて進まないと即バレます。
ほとんどの場合は3~5択くらいに絞れるものの、当たるかどうかは運なので、全員が順に泥棒役をやって最も当てて且つ当てられなかった人が勝者です。
ガチガチの理屈で導き出すのではなく「さてどっちでしょう?」という軽いノリなので、カジノ的なパーティーゲーム寄りでしょうか。
1部屋だけ他のどの部屋とも被らない物品しかない部屋やら、金庫や王冠は数が少ないから盗る=ルートが確定してしまう、なんて一見微妙な要素も、敢えてハンディキャップをつける事もできると捉えれば個人的には許容範囲です。
ボードゲームとしての駆け引きや考えどころ、といった深さは全く無いのですがwやはりこの6角形の部屋カードを並べるオシャレさが、非常に人目を惹く(=インスタ映え!)作品だと思いマス。