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2017年08月07日(月) 15:12 1.2K views

ウルタールの化け猫のぼくたちがVRを奪い合って呪われた屋敷から脱出するゲーム

 

タイトル ウルタールの化け猫のぼくたちがVRを奪い合って呪われた屋敷から脱出するゲーム
発行 カドカワ株式会社
プレイ人数 3人から6人
プレイ時間 20分(記載)/4分×3ラウンド(レポーター所感)
対象年齢 10歳以上(記載)/ひらがなの読める年齢(レポーター所感)

 

 

「ウルタールの化け猫のぼくたちがVRを奪い合って呪われた屋敷から脱出するゲーム」を遊びました。

「ウルタールの猫」というH.P.ラヴクラフトの作品をイメージソースとした作品です。

といっても、もちろんプレイヤーが「ウルタールの猫」の物語を知っている必要はなく、ちいさな子供でも楽しめるゲームだと感じました。

 

ルール

  • スタートプレイヤーは、VRゴーグルを覗き込み、不気味な部屋を見回して、隠された「ひらがな」を探します。
  • 他のプレイヤーは「猫目ダイス」と呼ばれるオリジナルダイスを振り続け、あらかじめ定められた目が出たとき、「ニャー」と鳴いて、スタートプレイヤーからVRゴーグルを受け取ります。
  • 部屋の中に隠されたひらがなは、3文字から5文字で、それらを組み合わせると単語になります。他のプレイヤーよりも早くその単語を突き止めることが目的です。

 

特に好きな点

  • なんといってもVR! VRを体験したことのない人に対するアピール力には絶大なものがあります。チュートリアルだけで盛り上がります。
  • 隠されたひらがなを迅速に見付けられるかどうかは運ですが、一部のひらがながわからなくとも推測することはできるので、単なる運試しゲームではありません。また、1ラウンドごとに配布される得点チップにもランダム性があり、3ラウンド終了後、得点を計算する段になるまで勝敗がはっきりとわからないのがとてもおもしろく、最後まで真剣にゲームに取り組めるようになっています。
  • VRゴーグルを奪うとき、「ニャー!」と鳴かなければならない、というシステムがとても良いです! 単純に声を出すだけでこんなに盛り上がるとは思いませんでした。
  • 猫目ダイスがかわいいです。というか全体的にものすごくかわいい。
  • プレイ後、かわいいフレームで写真が撮れる。
  • クトゥルフ神話モードがある。
  • よく考えると猫たちの殺され方がなかなか凄惨(筆者が想像力を働かせてしまっただけで、ゲーム自体には視覚的にも言語的にもグロテスクな表現はまったくないのでご安心ください)。
  • アナログゲーム慣れしていない女性、子供に対する訴求力の強いゲームだと思います。ルールは大変平易です。

 

気になった点

  • これは筆者の個人的な問題かもしれないのですが、VRゴーグルの組み立てに大変苦労しました……。VRゴーグル自体が真っ黒で、説明書の図も真っ黒のまま描かれているので、パーツの上下や裏表、組み合わせられている状態を視認するのが難しかったです。
  • VRゴーグルの内箱と外箱が外れやすく、2、3回スマホを落としました。説明書にも記載はありますが、遊び終えたあと、ゴーグルを解体して箱に戻したいプレイヤーにとっては、テープでの固定はなかなか難しいです。
  • ひらがなを見付けたとき、「見付けたニャ!」というSEが入るのですが、そのSEで他のプレイヤーはひらがなのある場所の方向がだいたいわかってしまいます。

 

とにかくかわいく、プレイヤーの属性を選ばないゲームなので、アナログゲームとは関係ない友人との集まりに持っていきやすいゲームだな、と感じました。

お気に入りです!

ウルタールの化け猫のぼくたちがVRを奪い合って呪われた屋敷から脱出するゲーム



レポーター
自己紹介
<p>20代女性です。<br />
ふだんはTRPGサークルのメンバーとしてTRPGをプレイしたり、シナリオ集を発行したりしています。<br />
昔から水道管ゲームやモノポリー、バトルシップのような海外産ボードゲームが好きだったのですが、最近国産アナログゲームをプレイしはじめました。</p>
<p>ボードゲームを多人数で定期的にプレイできる環境がないため、少人数でプレイできるゲームを中心にレポートしたいと思います。</p>
<p>箱やカードなどのデザインがおしゃれなゲーム、戦略性と物語性が両立しているゲームが好きです。</p>
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