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ゲームマーケット大賞 優秀賞発表
 

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2017年02月08日(水) 11:39 1.2K views

BABEL

■ゲーム紹介

人数:1~5人

時間:15~30分

年齢:10歳~

・2枚のカードを組み合わせると六角形になる「床カード」

・「床カード」の特殊カードで塔を一段低くする特殊アクションの「サンダーカード」

・それぞれ1~5までの番号がふられた高さが不揃いな「壁カード」

これらを使ってプレイヤーみなで協力(?)しつつ塔を築いていくバランスゲームです。

面白いデザインの「床カード」。2枚でひとつの床になるというおどろきの発想。

それぞれに番号がふられていて、組み合わせによって上に立てる「壁カード」の高さに段差が生まれます。

結果塔が少しずつ傾いていくスリルが生まれます。

「正体隠匿モード」「完全協力モード」「神の戯れモード」の3通りで楽しめます。

 

■ゲームの基本的な流れ

「床カード」を各プレイヤーに3枚伏せて配り、残りは山札にします。

「壁カード」を番号ごとに分けて置いておきます。

手番のプレイヤーは自分の手札から「床カード」を1枚選び表向きで場に出します。

残りのプレイヤーはそのカードの内容をふまえ、自分が最適だと思う「床カード」をひとこと添えて「裏向きに伏せた状態」で出します。(※ただし床の数字そのままなど内容がわかるコメントはできません)

手番のプレイヤーはその中から1枚選んで自分の「床カード」と組み合わせ床を作り、組んだ床の数字と同じ数字の「壁カード」をその上に置きます。

選ばれなかったカードは流し、全員が「床カード」を山札から1枚補充します。

左隣の人に手番が移動します。

以上を繰り返し、もっとも簡単な難易度では8段の塔の完成を目指します。

 

■モード紹介

①正体隠匿モード

塔の崩壊をもくろむ「狂信者」がまぎれこむモード。

最初に「人格カード」が各プレイヤーに配られますのでこっそり中を確認してカードは伏せておきます。

・「建設者」になったプレイヤーは塔を完成させるべく務めます。

・「狂信者」になったプレイヤーは正体を隠しながら塔の崩壊を画策します。

プレイ人数によって「人格カード」のカード割合が決められています。

3人以下でのプレイの場合は「狂信者」が不在になる時もあります。平和です。(建設者3:狂信者1の4枚のカードから役割を決めるので)

ポイントは「狂信者」になったからといって自分の手番に乱暴に塔を建てて崩してしまうと負けになるというルールです。

・「塔を崩した陣営の負け」

・「塔が無事完成したら「建設者」の勝ち」

「建設者」は他プレイヤーのふるまいからあやしいと思えばゲームの途中で「狂信者」の正体を暴くこともできます。

裏切者がいた場合は「バベル!」の決め台詞とともに塔の完成段数を一段増やされてしまいます。

しかし以降正体を暴かれてしまった「狂信者」は

・「サンダーカード」(塔を一段壊すアクションの床カード)が使えなくなる

・ゲーム終了まで手札の「床カード」をオープンにし、「建設者」はその中から自由にカードを選ぶことができる

という状態となり、ひきつづきプレイをしていきます。

「建設者」が無事塔を完成させるのか、「狂信者」のもくろみどおり塔が崩壊してしまうのか。

あーだこーだ言いつつ腹の探り合いが楽しいモードです。

 

②完全協力モード

全員で協力して塔を建てるほのぼのモード。

しかし「言語カード」の要素で意思疎通が難しくなる点がくせものです。

ゲーム開始時に「言語カード」を1枚ずつ各プレイヤーに配ります。

各プレイヤーはカードの指示にしたがい「猫語」「蛙語」「機械語」…etc など言葉を制限された状態でプレイします。

カードの内容をそれとなく伝えたくても「ガガー…ピピピ」「ニャーニャン」など意味不明な会話が飛び交い、伝わらないもどかしさが笑えます。

プレイ人数が増えるほどシュールで笑えるモードです。

 

③神の戯れモード

手札の「床カード」を配らない特殊ルールです。

「サンダーカード」を抜いた「床カード」すべてを山札にします。

その山札から手番プレイヤーが2枚ずつとって床を組み「壁カード」を乗せていきます。

全員で12段の塔の完成を目指します。

ソロでも多人数でもできるモードです。

しかしながら床の組み合わせが完全にランダムですのでまさに運を試されます。なかなか難しいです。

 

 

■塔は一日にして成らず

記念すべき初回プレイ時のわたしの役目は「狂信者」。

潜伏中に「建設者」プレイヤーに「床カード」の「1」と「5」の組み合わせを選ばせることに成功!

フフフしてやったり…とほくそ笑む意地悪なプレイングをしていたのですが、次のプレイヤーがすかさず出してきた「サンダーカード」によりせっかくのグラグラポイントをつぶされる展開に。

塔の建設を邪魔するだけと思っていた「サンダーカード」にそんなリカバリ的な使い方が…!

その後は非協力的な態度から「狂信者バレ」してしまうというまぬけなオチがつきました。

この「正体を隠す」という要素がスパイスになってとても楽しかったです。

あと意外だったのが塔を完成させることが思ったより難しいということです。

「とてもかんたん」レベルの8段の塔の完成をクリアすることすら数回チャレンジしてやっと。

プレイヤーの器用さに依存するのでしょうか。手札の「床カード」の組み合わせがうまくかみ合わなかったのも原因かな?

「壁カード」の高さの違いは少しの差なのですが絶妙にバランスが崩れます。

塔が高くなるほどスリルが増してドキドキ感がたまりませんでした。

簡単にクリアできない分やりごたえがあって「もう一回!」と何度でもやりたくなります。

 

説明書のマンガもかわいくてわかりやすく、製作者さんの配慮を感じます。

どのモードも面白くて人数を問わず楽しめる素敵なゲームだと思います。

 

BABEL



レポーター
自己紹介
はじめまして。レポーターのmacoと申します。
ゲームと名前のつくもの大好きな主婦です。
長年携帯機でのゲームばかりしておりましたが、ボードゲームを最近知りました。
アナログでの対人でのやりとりがこんなに楽しいんだー!と気づいてからは面白そうなゲームの情報を集めてはお財布と相談しまくっている毎日です。(スポンサーになってくださるアラブの石油王募集中)
ええトシですが心はいつまでも乙女なのでかわいらしいゲームに心惹かれます。
主に家族と二人ないし三人プレイなのでこじんまりとしたレポートになってしまうかとは思いますが、少しでも参考になればうれしいです。
どうぞよろしくお願いします。
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