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2017年03月01日(水) 13:12 833 views

キャベツ鑑定

■ゲーム紹介

人数:2~5人

時間:30分

年齢:8歳~

 

プレイヤーはキャベツ農家になって自分のキャベツを出荷します。

しかし手持ちのキャベツの中には質の悪いキャベツも混ざっています。

そんなキャベツを出荷したことがバレた場合、罰金を支払わないといけません。

皆が出荷したキャベツの鑑定をおこなえるのは「検査官」ひとりだけ。

その権利を競りで手にいれて他のプレイヤーを出し抜きコインを一番集めるのが目的です。

 

■ゲームの準備

・各プレイヤーについたて1枚、コイン200点分を配ります。残った分は両替用コインとして脇に置いておきます。

・各自のコインは自分のついたての中に隠します。

・5枚の「キャベツカード」を各プレイヤーに配ります。

・「キャベツカード」を「裏向き」にシャッフルして横一列に並べます。

並べた「キャベツカード」の中身は自分のものならいつでも確認できます。

他のプレイヤーには見られないように気をつけてください。

 

■ゲームの流れ

・「キャベツの出荷」⇒「鑑定の権利の競り」⇒「鑑定」 までが1ラウンドで、10ラウンド勝負です。

・ラウンドの開始時各プレイヤーは競りに出す「キャベツカード」1枚を「裏向きのまま」テーブル中央に出します。

・出す順番は並べた「キャベツカード」の左側から一枚ずつ、というのがルールです。

・手番プレイヤーから、いくらコインを支払って「検査官」の権利を買うか金額を宣言します。

・それ以降の手番プレイヤーは…

競りに参加する場合⇒先に言われた金額より多い額を宣言する

競りに参加しない場合⇒パスする(このラウンドではもう競りに参加できません)

のどちらかを選びます。

・最後までパスをしなかったプレイヤーがこのラウンドの「検査官」になります。

・「検査官」になったプレイヤーは競りで決まった金額を両替用コインのところに支払います。

・「検査官」プレイヤーの出した「キャベツカード」は裏向きのまま90度傾けます。(このラウンドでは鑑定の対象外となります)

・「検査官」プレイヤーは中央に出ている他プレイヤーの「キャベツカード」をめくるかめくらないか決めます。(鑑定)

※「検査官」になったら最低でも1枚はカードを鑑定しなければなりません。(2人プレイ時除く)

・鑑定した「キャベツカード」の数字によってプレイヤー間でコインのやりとりなどを行います。

・鑑定が終了したら使用したカードを元の位置に戻し次のラウンドを開始します。

・5ラウンド目の終了後は「キャベツカード」をまた裏向きでシャッフルして置きなおし6ラウンド以降を行います。

・「10ラウンド終了する」もしくは「いずれかのプレイヤーのコインがなくなる」とゲーム終了です。

・終了時点でもっとも多いコインを所持しているプレイヤーの勝利です。

 

■「検査官」大人気

自分の出荷するキャベツの順番を自分でコントロールできないのが悩ましいところです。

「キャベツカード」5枚はそれぞれ「+20」「+10」「-10」「-20」「-30」の数字がふられており、マイナスの品質の悪い「キャベツカード」を出した時に他のプレイヤーに鑑定されてしまうとその数字分のコインを「検査官」プレイヤーに支払うことになります。

もし出したものが良いキャベツだった場合は鑑定した「検査官」から逆にコインをもらえます。

 

悪いキャベツを出したラウンドの競りは頑張って「検査官」になり罰金を逃れたいところですが他のプレイヤーとのかねあいもあり思うようにいきません。

競りに積極的=こいつのキャベツあやしい! みたいな推理もされてしまいバレバレな状態を招いたりします。

あえて悪いキャベツを出したラウンドでも競りを早々にパスしてしまい、余裕を装うのも戦法の一つかなと思います。

 

また競りに勝ったからといって鑑定するかしないかの判断をよく考えないと「検査官」でも損をするので気が抜けません。

競りをパスし続けて鑑定結果でコインを稼ぐというのもありかもしれませんが、やはりこのゲームは「検査官」になってなんぼ、という雰囲気があります。

出したカードを「検査官」にめくられてしまうことで、ラウンドが進むごとに伏せている手札がバレバレになってしまうのも防ぎたいところです。

 

案の定というか当然というかプレイヤーの間では「検査官」役が人気でした。

「検査官」になりたいがために競り値が謎の高騰をしたり、「検査官」になったからには全部めくるぜ!みたいなブラフ無視のはりきり検査官も出てきたりとカオスでした。

おかげで前述した「悪いキャベツを出しつつ競りは身を引き余裕を見せる」的かけひきをしてみたもののあっさりめくられ罰金を支払うこと多々…。

「競り」をゲームにしたものをプレイするのが初めてだったのでみんな損得計算まで気が回っていない感じでしたが、「自分だけが他人のキャベツの正体をあばく!」的な「特別感」が大ウケで楽しくプレイできました。

プレイ回数を重ねていくうちに流れもまた違うものになりそうで、繰り返し遊べるゲームだと思います。

5種類ある「キャベツカード」もそれぞれかわいいです。なかでも10点のキャベツちゃんがめっちゃキュート。

悪いキャベツのカードのあまりの傷み具合に「これは出荷したらあかんやつやろ!」とツッコミなども入り笑いました。

 

だれでもキャベツ農家になれる、かわいいながら悩ましいゲームです。

ルールも難しくないので、みなでわいわい楽しく遊べておすすめです。

 

キャベツ鑑定



レポーター
自己紹介
<p>はじめまして。レポーターのmacoと申します。<br />
ゲームと名前のつくもの大好きな主婦です。<br />
長年携帯機でのゲームばかりしておりましたが、ボードゲームを最近知りました。<br />
アナログでの対人でのやりとりがこんなに楽しいんだー!と気づいてからは面白そうなゲームの情報を集めてはお財布と相談しまくっている毎日です。(スポンサーになってくださるアラブの石油王募集中)<br />
ええトシですが心はいつまでも乙女なのでかわいらしいゲームに心惹かれます。<br />
主に家族と二人ないし三人プレイなのでこじんまりとしたレポートになってしまうかとは思いますが、少しでも参考になればうれしいです。<br />
どうぞよろしくお願いします。</p>
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