万屋楽団

ナインプラネッツ Nine Planets

¥3,000

ゲーム概要

  • SFを舞台にしたダイス+バッティング+ワーカープレイスメントなゲーム。
  • 「バッティングすると効果が変わる」「有利なバッティングをデザインする」が特徴。
  • リスクを取る要素が耐えられない人には向かないゲームです。
プレイ人数 3〜4人 プレイ時間45〜60分
対象年齢12歳〜 価格3,000円
発売時期2017神戸 予約 不可
ゲームデザインサンジョウバ サトシ イラスト・DTPアモウ ユウイチ

ゲーム詳細

 



 

ナインプラネッツは60分くらいで終わる『重ゲー』をコンセプトにしたバッティングゲームです。毎ターン、読み合いとジレンマに悩みながら、カードを購入して得点基盤を構築していきます。

 

プレイ動画はこちら

https://www.youtube.com/watch?v=4Pjhwm00dFA

 

詳しいゲームの概要はこちらの動画で

https://youtu.be/mSGZz2gdbTc

 

ルール全文はこちらのPDFで

 



西暦2300年、人類は銀河系の様々な異星人との交流を持つようになりました。地球人は新たな文明や生命体との交流を持つべく、多くの宇宙船を宇宙に派遣しています。

あなたは宇宙船の船長の一人。任務を遂行するべく異星人の協力を得たり、自分の宇宙船に勧誘したりしながら、ワープ航法を駆使して様々な惑星と、拠点となる宇宙ステーションを行き来しています。

しかし、地球の宇宙船はまだまだ未熟。他の宇宙船とワープが重なると、とんでもない惑星にたどり着いてしまう事も・・・。

 

宇宙での地球の知名度はまだまだ低く、地球の知名度を上げる事があなたの任務です。多くの異星人と交流を持つ事で地球の知名度は向上し、あなたの評価も上がっていきます。

このゲームの目的は、異星人との交流で得られる評価点を20点にすることです。

 



 

このゲームは、ワープフェイズと宇宙ステーションフェイズの2つで、1つのターンが構成されています。

ワープフェイズでは、どの惑星に行くかをダイスとワープカードによって決定します。惑星にたどり着くと、その惑星のもつ効果を実行します。

その後、宇宙ステーションフェイズで異星人の協力を得て、カヒナム(お金)や評価点の獲得を目指します。また、異星人を自分の宇宙船に勧誘し、自分の宇宙船に乗せて異星人の能力を宇宙船に持たせる事も出来ます。

誰よりも早く評価点が20点になるように、多くの異星人との交流を目指しましょう。

 



 

〇このゲームのポイント〇

 

1、バッティングすると効果が逆転する

ナインプラネッツの最大の特徴はワープフェイズで行われるバッティング(他のプレイヤーと選択肢がかぶるかどうか)です。惑星は全部で9つありますが、各ターンでワープできる(選択できる)惑星は限られています。スタートプレイヤーがプレイヤー人数と同じ数のダイスを振り、出た出目と同じ数字の惑星にしかワープできないのです。

そしてワープが重なる(選択が被る)と、目的に惑星にはたどり着けず、目的の惑星の半分の数字の惑星にワープしてしまいます。

 



 

惑星の効果はプラスとマイナスが表裏一体となっています。プラスの効果の惑星に行こうとしてバッティングしたらマイナスの惑星に、マイナスの効果の惑星に行こうとしてバッティングしたらプラスの惑星にワープするのです。

4人プレイの場合、選択肢は常に2つか3つ。3人プレイの場合は常に選択肢は2つになるようにゲームデザインされていますので、毎ターン必ずバッティングは発生します。

 

2、多彩な異星人カードの能力

宇宙ステーションフェイズで得られる異星人カードには、様々な能力があります。この異星人カードの能力をいかに使いこなすかが、このゲームのポイントになります。

 



 

宇宙ステーションでは異星人の協力を得る(場のカードの効果を使用する)アクションと、異星人を勧誘する(場のカードを購入する)アクションに分かれます。上のカードの赤線で囲まれている部分が、協力を得た時の効果(評価点4点を得る)です。しかし、このカードの使用には条件があります。このカードの効果を使うには、ワープフェイズでワープが重なっている(選択肢が被っている)必要があるのです。

 



 

上のカードの黄色線で囲まれている部分が、勧誘した時に得られる効果です。これは勧誘した(購入した)時ではなく、プレイヤーの手元にある限り得られる能力です。このカードはワープフェイズの結果、整数の惑星にたどり着いたら評価点1点を得るというものです。また、このカードを勧誘するにはワープの結果が整数である必要があります。

 



 

能力はプラスの効果のものだけではなく、このカードの評価点を2点失うといったようなマイナスのものもあります。ただし、このカードには評価点5点がついているので、選択が被りさえしなければ良いというカードです。

このように、いろいろなカードが並ぶ場の状況と、各プレイヤーが持っているカードの能力を見ることで、ワープフェイズで誰がどの惑星を選択するかを予想する事も非常に重要です。

 

3、宇宙ステーションフェイズの手番順

宇宙ステーションフェイズでの手番順は、ワープした惑星の数字が大きい順に行われます。

場にあるカードは全部で8枚(4人プレイ時)。協力で得られる効果は、一度誰かが使うと他のプレイヤーは使えなくなり、購入によって場のカードは減っていきます。カードの補充はターンの終了時ですので、宇宙ステーションフェイズでの手番が後手になればなるほど、場のカードは少なくなってしまいます。

 



 

宇宙ステーションフェイズでの手番順は早い方が良い。しかし、それを狙うプレイヤーが多ければバッティングする可能性があり、高い数字の惑星を選んでいても数字が半分になってしまえば手番は遅くなってしまいます。

 

ナインプラネッツはこんな人に向いています

・盤面の状況を読んでプレイヤーの行動を予測することが好きな人
・臨機応変な対応が求められるゲームが好きな人(毎ターン状況が変わる)
・ハイリスク・ハイリターンにワクワクする人
・一発逆転が少ないゲームが好きな人

ナインプラネッツはこんな人には向いていません

・計画性の高いゲームが好きな人
・リスクを取る要素が耐えられない人
・終盤に一発逆転の要素があるゲームが好きな人

 

プレイ動画はこちら

https://www.youtube.com/watch?v=4Pjhwm00dFA

 

詳しいゲームの概要はこちらの動画で

https://youtu.be/mSGZz2gdbTc

 

 



 

 

ルール全文はこちらのPDFで

 

コンポーネント

① ゲームボード・・・1枚

② ダイス(4色)・・・4個(各色1個)

③ 船長コマ(4色)・・・4個(各色1個)

④ 評価点チップ・・・30枚

⑤ お金チップ・・・25枚

⑥ 種族カード・・・48枚

⑦ 人物カード・・・24枚

⑧ ワープカード(4色)・・・16枚(各色4枚)

⑨ 船長カード(4色)・・・4枚(各色1枚)

⑩ スタートプレイヤーカード・・・1枚

⑪ 惑星効果サマリーカード・・・4枚

⑫ カード立て・・・1個

ゲーム体験

エキスパート,