千舞鱗

ゲーム概要

  • 石を見て
  • 石の特徴を覚え
  • 問いに答える
プレイ人数 2〜5人 プレイ時間15〜30分
対象年齢6歳〜 価格3,000円
発売時期2017秋 予約 不可
ゲームデザインとうふ イラスト・DTP

ゲーム詳細



【遊びを始める前に】

以下の役割を決めます。

石本(1人):進行役です。石を選び、客人へ見せ、答え合わせをします。

客人(2~4人):石本が選んだ石を記憶し、回答します。

 

【遊びの流れ】

①石本は屏風を立て、屏風で客人から見えない場所に6色の鶴を横2列に、上下で色を揃えて並べます。左の鶴から「試ノ石」「一ノ石」「二ノ石」「三ノ石」「四ノ石」「五ノ石」の鶴となります。

②石本が遊びに使用する石を決めます。選ぶ石は下記【蛍石】【梅合(うめあわせ)】をご確認ください。上段の鶴の下に、使用する石名が書かれた札を置きます。どの鶴が試ノ石か、何番の石か、どの鶴にどの石を持たせたか、石本が把握できるようにします。

③下段の鶴の首に、上段の鶴の下に置いた石名札お同じ名前の石を掛けます。間違えると正しい答えがわからなくなるのでご注意ください。

④回答に使用する札を客人へ配ります。

【蛍石】一~五ノ札を1枚ずつ

【梅合】梅札と雪札を1枚ずつ

⑤準備が整いましたら、石本の左にいる客人へ鶴ごと石を渡して見せます。試ノ石、一~五ノ石の順番で見せます。必ず1つずつ見せてください。客人が複数の石を同時に見比べるのは禁止です。

⑥客人は鶴から石を外してもかまいません。手触り、色、模様の特徴を覚えてください。見終えた石は、左隣の客人へ回してください。石を回すときは、必ず石を鶴の首にかけて鶴ごと回します。

⑦すべての客人が見終えた石は、石本が屏風の影に隠します。

⑧客人がすべての石を見終えたら、客人は回答に沿った札を自身の前に出します。

⑨石本が答え合わせをします。正解者には全員で拍手を送りましょう。

 

【蛍石】

沢水に 空なる星のうつるかと 見ゆるは夜半の蛍なりけり

藤原良経

 

沢の水面に空の星が映っているかと思えば、星ではなく夜の蛍であった

 

①石本は蛍に見立てた石を1つ選び、試ノ石とします。選んだ石は試ノ石を掛ける鶴の首に掛けてください。

②試ノ石と同じ種類の石を含む、2種類以上の石を5つ選びます。

③選んだ石を一~五の鶴の首に掛けます。石名札と鶴の首に掛けた石が違わないようにご注意ください。

④【遊びの流れ】④~⑦を実行します。

⑤客人は、試ノ石と同じ種類の石だと思う一~五ノ札を自身の前に出します。

例:

一ノ石、三ノ石が試ノ石と同じだと思ったら、一と三の札を出す。

二ノ石、三ノ石、五ノ石が試ノ石と同じだと思ったら、二、三、五ノ札を出す。

⑥札が出揃ったら、石本が答え合わせをします。

⑦正解者には全員で拍手を送りましょう。

 

【梅合(うめあわせ)】

我が岡に 盛りに咲ける梅の花 残れる雪をまがへつるかも

大伴旅人

 

私の岡の梅が花の盛りだと思ったが、残った雪を梅の花と間違えていたのだなあ

 

①石本は梅に見立てた石を1つ選び、試ノ石とします。選んだ石は試ノ石を掛ける鶴の首に掛けてください。

②試ノ石と同じ種類の石を含む、2種類の石を5つ選びます。蛍石とは違い、必ず2種類です。

③選んだ石を一~五の鶴の首に掛けます。石名札と鶴の首に掛けた石が違わないようにご注意ください。

④【遊びの流れ】④~⑦を実行します。

⑤客人は、試ノ石と同じ種類の石が多いと思えば梅札を、試ノ石と同じ種類の石が少ないと思えば雪札を自身の前に出します。

例;

試ノ石と同じ種類の石が4つ、違う石が1つだと思えば梅札を出す。

試ノ石と同じ種類の石が2つ、違う石が3つだと思えば雪札を出す。

⑥札が出揃ったら、石本が答え合わせをします。

⑦正解者には全員で拍手を送りましょう。

 

【内容物】

取扱説明書 1

折鶴6色 各色2羽 計12羽

一~五札 各5枚 計25枚

梅札 5枚

雪札 5枚

石名札 各5枚 計45枚

屏風用折紙 3枚

蛍石 5個

翡翠 5個

アマゾナイト 5個

アベンチュリン 5個

珊瑚 5個

白貝 5個

水晶 5個

アクリル(透明) 5個

アクリル(白) 5個

 

【注意】

小さな部品を含みます。小さなお子様やペットの誤飲にご注意ください。

石は脆く割れやすいです。強い衝撃を与えないでください。

熱に弱い石がございます。高温となる場所に保管しないでください。

天然石について、最初から傷、若干の欠けのあるもの、形に差異のある石がございます。各石の特徴としてお楽しみください。

見分けの付き難い石がございます。他種類の石と混ざらないようにご注意ください。