数寄ゲームズ

2014年秋からゲームマーケットに出展参加しています。

娘は誰にもやらん 第3版の変更点について
2016/11/19 1:05
ブログ


開発中の男カードのラフ画像。
100点だけ2種にしましょうか? という検討もありました。
製品版では1種です。


先日「娘は誰にもやらん」のルールを公開しましたが、
今回は以前からの変更点についてちょこっと触れたいと思います。

今回、秋ゲムマに出展する第3版は、第2版からルールの変更点がちょこっとあります。
これは以前の版を遊んだ方なら「あれ?」っと感じたと思うのですが、
「娘の隠し属性カード」の取り扱いに若干の変化があります。
さっくり言えば、第3版では
『ゲーム開始時に「娘の隠し属性カード」を自分を除く全てのプレイヤーに公開する」としています。

2012年の第2版ではマニュアルには記載されていない追加ルールが
メサイア・ワークスさんのブログに公開されていまして、
それが「ご近所のウワサ」という追加ルールです。

http://www.messiahworks.com/archives/1524

これは「ゲームの開始時に自分の『娘の隠し属性カード』を両隣のプレイヤーに見せる」というものです。
第2版のバニラルールではこの「娘の隠し属性カード」の情報は非公開のまま、
ゲームが終了した時点で全員が公開するという流れだったのですが、
追加ルールの適用で「娘の隠し属性カード」の情報がもう少し詳らかになるようになりました。

さらに遡ると、第1版ではコルクのカード立てが付属していまして、
当時の「娘の隠し属性カード」の情報は常時公開されていたそうです。
なので第1版と第2版でも情報の扱い方には若干の違いがあったりします。

ということで、第3版の「娘の隠し属性カード」の扱いは第1版と第2版の中間というような形になります。
第1版よりも記憶力が試されるゲームではありますが、
第3版では「娘の隠し属性カード」と「男カード」の背景色を結びつけているので
以前よりも「娘の隠し属性カード」を意識したプレイングがしやすいのではないかと思います。

   
だめんず'sは背景を灰色で統一。

あとは第2版にはなかった2人用ルールなんですが、
これも第1版で実装されていたものが第2版の仕様変更でなくなり、第3版で復活という流れです。
なので第3版のカード構成・ルールは主に第1版に準じるという感じですね。

カード構成的には6人対応になって何が変わったかと言えば、「娘カード」が増える点が注目でしょうか。
今回は新キャラとして金髪娘「キャサリン」が追加されました。
……なんというか、なかなかドラマチックな家庭環境を想像させてくれますね。


あなたの愛娘、キャサリンさん。

→「娘は誰にもやらん」の詳細はこちら。