東野K

BakaFire Party様のループ系惨劇体感型推理ボードゲーム「惨劇RoopeR」の非公式惨劇セットを頒布します。


 セット名称は【Unvoiced Malice】。悪意と擬態をコンセプトとした惨劇セットです。

ゲームマーケットお疲れさまでした
2019/11/30 22:47
ブログ

Unvoiced Maliceは、BakaFire Party様制作のループ系惨劇体感型推理ボードゲーム「惨劇RoopeR」の非公式拡張セットです。

 

ブログを見ていただきありがとうございます。東野Kです。

ゲームマーケット2019秋、お疲れさまでした。

 

まだ自宅に荷ほどき前の段ボールがあったり、在庫についてどうするかといった課題はありますが、ひとまずはじめての一大イベントがひと区切りし、ほっとしています。

こういったイベントに出展するのは初めてのことで、勝手が何も分からず不手際もありましたが、そのうえで100部近く買っていただけたのは、大成功した部類だったのだろうなと(実感はあまり無いですが)受け止めています。

この結果は、惨劇RoopeRオンリーの公式オープン会にて定期的にテストプレイ卓を建てていただけたことにより本ゲームの面白さをダイレクトに購買意欲層の方々に広報・周知できたことと、何よりも原作の惨劇RoopeRの人気が大きいのだろうと思っています。

ありがとうございました。

 

お礼というと大げさなのですが、惨劇RoopeR関係の二次創作作品の制作を考えられている方向けに、今回の収支報告を情報として提示したいと思います。

 

 

ツイッターアカウント上でも簡単にはご報告しましたが、ゲームマーケットにおいてUnvoiced Maliceをご購入いただいた方の内訳は、

1日目73冊(うち事前予約18冊)

2日目16冊(うち事前予約3冊)

計89冊、予約いただいた部数は全体のおよそ2割でした。

売上の傾向としては、両日とも午前中の来客が6割から7割、午後からはパラパラと、といった印象でした。

 

私にとって意外だったのは、原作の惨劇RoopeRを全く知らない方が、脱出ゲームや謎解きの部類と思って手に取られるケースが(特に2日目に)多かったことです。

そうした方達にもっと巧く勧める技術があればさらにもうすこし売上は伸びたのかも知れませんが、Unvoiced Maliceはまずは原作の惨劇RoopeRの面白さを知っている方に楽しんでいただきたいという思いがあったので、そういった方にはBakaFire Party様のブースで原作を取り扱っている旨をお知らせするに留めました。

Unvoiced Maliceがもっと初心者向けの惨劇セットであれば、体験卓を用意することもアイデアとしてはアリだったと思います。(今回はさすがにそこまで気持ちに余裕がありませんでしたが)

 

ちなみに今回の頒布にかかった経費のざっくりした内訳ですが、

・印刷製本費 55,000円程度(300部、エラッタ対応用のタックシール代込)

・原稿作成費 30,000円程度(本文はインデザイン、表紙と「眼」のイラストはフォトショップでそれぞれ作成)

・交通費 20,000円程度(岐阜ー東京間の往復交通費)

・出展料 27,000円程度(ゲームマーケット2日間・2ブース分)

おおまかに上記のようになりました。

 

印刷製本費は部数を200か150に設定して、完売したら今後増刷を検討する形にしていれば、エラッタ関係も含めてもっとスマートだったと反省しています。(何より岐阜から東京まで運ぶのが重い!!)

原稿作成用のツールに関しては、フォトショップは今後も使えるよう買取形式にしたので減価償却の考え方をすればもう少し割安になり、

交通費に関しては、合間合間に参加者としてもいろいろなブースを回らせていただき客側としてもゲームマーケットを楽しめたので片目をつむることにすれば、

(次回があれば経費の振り方を反省する部分はあるものの)おおよそ収支がトントンといったところでした。

あと今回、初めての出展で不安だったので、経験豊富な売り子の方を雇ってアルバイト料を払ってますが、それは未計上です。

 

収支報告についてはこんなところです。惨劇RoopeR関連の制作・頒布を考えられている方の参考になれば幸いです。