東野K

BakaFire Party様のループ系惨劇体感型推理ボードゲーム「惨劇RoopeR」の非公式惨劇セットを頒布します。


 セット名称は【Unvoiced Malice】。悪意と擬態をコンセプトとした惨劇セットです。

【惨劇RoopeR非公式拡張】Unvoiced Maliceルール紹介1
2019/11/16 22:25
ブログ

Unvoiced Maliceは、BakaFire Party様制作のループ系惨劇体感型推理ボードゲーム「惨劇RoopeR」の非公式拡張セットです。

 

ブログを見ていただきありがとうございます。東野Kです。

初回である前回は、Unvoiced Maliceの全体像についてご紹介しました。

 

【前回のおさらい】

・カルティストのように、行動解決フェイズに能力を使用する役職やルールが複数登場する。

・主人公の行動カードが無視されると、Exゲージが増加する。

・Exゲージが増加すると、主人公にとって不利になる。

 

 

惨劇セットの全体像について説明しましたので、今回はUnvoiced Maliceのルールの1つと、そこに登場する役職をご紹介したいと思います。

ルールYの1つである【絶望のカウントダウン】は、Unvoiced Maliceを象徴する存在です。

このルールが採用されている場合、主人公はExゲージの値が高ければ高いほど、敗北条件を満たしやすくなってしまいます。具体的には、特定のボードに置かれた暗躍カウンターの個数と、Exゲージの値の合計が3以上になると敗北します。



まさに前回触れた、行動カードが無視されExゲージが増加すると主人公が不利になる典型のルールです。

さらにこのルールによって追加される3つの役職はどれも、主人公の行動カードを無視する能力を持っています。

【センドウシャ】は不安-1や不安+1を無視し、【イレイザー】に至っては主人公のあらゆる行動カードを無視してしまいます!!



イレイザーは他人の記憶に干渉する超能力者です。

無警戒にイレイザーに近づいた者は、記憶を操作され、場合によっては廃人にされてしまいます。

イレイザーの恐ろしいところは、まるで時限爆弾のように他者を廃人にするタイミングを操作できることです。

イレイザーの能力は強大で、例え相手が自らの命を狙う殺人鬼であってもその記憶を改竄してしまうため、誰もイレイザーを殺害することはできません。

 

主人公たちには時を遡る力があるため、廃人にされかかっても辛うじて逃れることができますが、もしも狙われた対象がそうした能力を持たない人物であった場合はどうなるでしょうか。

恐らくその人物は、為す術なく廃人にされてしまうことでしょう。

ルールによっては、主人公が守るべき人物がイレイザーに狙われることがあるかも知れません。