緑竜ノ巣窟

【キャラ紹介】深緑ノ楯【フェストゥム・マギアドール】
2017/10/26 0:00
ブログ

 








ようこそ、フェストゥム・マギアドールの世界へ。

ワタシはすべてのマギアドールのはじまりであり、辿り着くおわり。

今宵も、キミと契約するマギアドールの紹介をしてあげよう。

六人目はそうさね、小動物系の格闘娘だ。

 



名称:深緑ノ楯

読み:しんりょくのたて

身長:たかい

スタイル:ちいさい

好きなもの:自然豊かな場所、静かな場所

嫌いなもの:都会、人混み

解説:
 身体能力の強化、身体の硬化により優れた体術と強固な防御力を誇るマギアドール。
 人の目を見ることができないのだが、なぜか戦闘において相手の呼吸や視線の動きに合わせて動くことができる。
 過度の小心者で、自分に対して自身がない。

カード性能:
 彼女のコアマギアの【コア:ボクには守ることしかできないから】は、ガードに使用するスラッシュマナを1ターンに1点生み出すことができる能力だ。
 そのガード能力の高さを生かして特攻するのも良し、後衛でカード要員として立ち回るのも良し、だ。

 おすすめのガードマギアは「GM-001 かばう」だろうか。
 自身がアタック対象でないときに使用できるガードマギアで、アタック対象を自身に変更する。
 アタック対象を変更するため、かばうを使用した後にガードしないと、自身がダメージを受けることになる。文字通り「かばう」わけだ。
 ガードした場合は、アタック失敗時の効果を受けるのも自身になる。


 






 あの日、あの時のことは、決して忘れはしない。
 空を流れていた雲の形も。
 木々を揺らした風の匂いも。
 心に深く、刻まれている。

「――だってあのとき、ボクは救われたんだ」

 マスターへと襲い掛かった相手マギアドールの攻撃を、彼女は蹴り一つでいなした。
 フェストゥム・マギアドールが開宴されて、中盤に差し掛かったところだ。
 互いにダメージを積み重ね、戦況は逼迫していた。
 攻めはもう一人のパートナーマギアドールに託し、彼女は防御に徹していた。
 マギアドールの発する気を読み、攻撃の発現する瞬間に、その出鼻をくじく。
 彼女の防御を破れないことに焦ったのか、相手マギアドールが悪態をついた。
 なんで、守るのか。
 そんな言葉を聞いて、彼女は再び、想い起こす。

 あの日、あの時、マスターは彼女の頭を撫でながら、言葉を紡いだ。
 その言葉は、自信を持てない彼女を、自信の代わりに支える、強い想いとなっている。
 だから、守れるのだ。
 そう、マスターは―― 

「マスターは、ボクを必要としてくれたんだ」

 






ちなみに、目を合わせると照れる。

照れ隠しに蹴り技が繰り出されることもある。

その後、涙目で介抱されることになる。

そういうプレイも、悪くなかろう?