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take tale table

ブログ2018年10月16日(火) 11:03

史上最大(!?)のクソゲー ゲームデザイナーレビュー

度胸とブラフと統計学!隠匿型心理戦カードゲーム
「さいきょうのアルティメット」

ゲーム大好きな少年たちが考えたゲームはポップなRPGかと思いきや
エゲつない騙しあいのゲームだった!?
でもやっぱり少年は少年。
パワーインフレが大好きな彼らは「すごくつよい」カードを混ぜて
「ブラフゲーム」を「クソゲー」に作り変えてしまうのであった………。

<基本情報>

・プレイ人数 2〜4人
・プレイ時間 20分程度
・対象年齢  12歳以上
・ゲームデザイナー N(筆者)

<どんなゲーム?>
「さいきょうのアルティメット」は、トランプの「ダウト」をベースとしたブラフゲームです。
特徴として、体力を表す「HP」という概念があります。

1前のプレイヤーが出したカードよりも強いカードを必ず出さなくてはならない
2前のプレイヤーが出したカードと同じ属性、数字のカードを出してはいけない
この2つの条件を守って、出すカードが何なのかを宣言しながら手札を減らしていき、
すべて使い切ったら勝利です。
が、宣言では上の条件を守りつつも、実際に出すカードは違っていてもOKです。
また、相手の宣言のウソを見破ったり、
自分の次の手番のプレイヤーに勝負をしかけたりしてHPを削る戦法もあります。
自分に合った戦い方で勝利を手にしましょう。

<ゲームの遊び方>

・ゲームの準備

「さいきょうのアルティメット」には4通りの遊び方がありますが、
まずは「普通の遊び方」でレビューします。
「普通の遊び方」では19枚のカードを使います。

「斬」属性、「魔」属性、「砕」属性、それぞれの1〜6までのすべてのカードと
「鬼ババァ」カードをシャッフルし、{[プレイヤー人数]-1}枚を裏向きのまま伏せます。
このカードはゲーム終了まで誰も見ることができません。

カードを伏せたら残りのカードを均等に配布して、
最後にHPカードを1人3枚ずつ配って準備完了です。

・ゲームの遊び方

手番を決めて時計回りに回していき、自分の手番がきたら手札から1枚、
何のカードを出すのかを宣言しながら(「斬の3!」など)出します。

㈰前のプレイヤーが出したカードよりも強いカードを必ず出さなくてはならない
㈪前のプレイヤーが出したカードと同じ属性、数字のカードを出してはいけない
この2つの条件を「宣言上は」守りながら手札を減らしていき、
その中で「ダウト宣言」や「勝負」が発生します。

カードの強さは、書いてある数字の大小と、属性相性で決まります。
属性は「斬」「魔」「砕」の3つがあり、
「斬」は「魔」に強く
「魔」は「砕」に強く
「砕」は「斬」に強いです。
数値を比較するとき、相性上有利な属性は、強さの数値が「+2」されます。

1位のプレイヤーと最下位のプレイヤーが決まるまでゲームは続きます。

・ゲームの流れ

「さいきょうのアルティメット」は以下の流れでゲームが進行します。

1カードを配ったら、じゃんけんで最初のプレイヤーをきめたら、以降時計回りで手番が進みます。

2カード名を宣言しながら、手札から1枚カードを裏向きのまま出します。

◇他プレイヤーの宣言が「ウソ」だと思ったら
カードを出した瞬間に「ダウト!」と宣言して、カードを表にして真偽を確かめます。
A.ウソをついていた場合(ダウト宣言成功)
カードを出したプレイヤーのHPカードを1枚裏返し、
場にたまっていたカードをすべてそのプレイヤーに手札として押し付けます。

B.ウソをついていなかった場合(ダウト宣言失敗)
ダウト宣言したプレイヤーのHPカードを1枚裏返し、
場にたまっていたカードをすべてそのプレイヤーに手札として押し付けます。

◇自分の次の手番のプレイヤーに「勝負」をしかける
自分の次の手番のプレイヤーがカードを出した瞬間に「勝負!」と宣言し、
自分が出したカードと次のプレイヤーが出したカードの数値を競います。

A.勝負に勝った場合
相手のHPカードを1枚裏返し、場にたまっていたカードをすべて
そのプレイヤーに手札として押し付けます。

B.勝負に負けた場合
自分のHPカードを1枚裏返し、場にたまっていたカードをすべて
そのプレイヤーに手札として押し付けます。

3カードのやり取りがあった場合は、カードを受け取った人から次の手番を開始します。

4勝利条件を満たしたプレイヤーと、脱落条件を満たしたプレイヤーが
それぞれ最低1人ずつ現れたらゲーム終了です。

◇勝利条件
・手札のカードをすべて使い切る。
・自分以外全員が脱落する。

◇脱落条件
・HPカードがすべて裏返り、0になってしまう。

<読み合いのポイント>

勝負を仕掛ける前提で、ウソをついて次のプレイヤーに勝てるような
カードを出していくと良いでしょう。
が、もしかすると同じような事を次のプレイヤーも考えている可能性があります。
また、他人の手札にあるカード名を宣言してウソをついてもすぐにバレてしまいますが
自分の手札の中でウソを完結させたり、最初に伏せたカードを予想してウソをつけば
バレずに押し通すことができるかもしれません。

ダウト宣言や勝負で手札を押し付けられることもあるかもしれませんが、
手札が多いということは、相手の選択肢を狭めることができるという側面もあります。
また、他のプレイヤーがウソをついたタイミングや、ダウト宣言がされなかったことから
手札を推測したりと、持っている手札を情報量というアドバンテージに変えられます。

<追加ルール>

このゲームの煽り文やキャッチコピーにもあります、「クソゲー」ですが
開発者(筆者)も「なんでこんなん作ったんやろ……。」と思っている一面もあります。

冒頭で書きました、「4通りの遊び方」があるということですがそのうちの1つ、
「アルティメットな遊び方」がその「クソゲー」に当たります。

「すごくつよいカード」という種類の9枚のカードを追加して遊ぶのですが
この「すごくつよいカード」がクソゲー要素です。

通常カードのような属性と強さの数値に加えて、特殊効果を持っています。
全員がブサイクだと思ったら無条件で勝利できたり、
みんなから1000円ずつ(リアルマネー)もらって勝利できたり、
自分の脱落を無かったことにしたりできます。

最短1秒くらいでゲームが終了します。
早い話が、ゲームバランスが崩壊します。

ですので「普通な遊び方」、もしくは「さいきょうな遊び方」を推奨します。

<まとめ>
「さいきょうのアルティメット」はカードを出せる条件がやや複雑で
読み合いもやや高度なので、どちらかというと上級者向けのゲームと言えます。
クソ要素をブチこめば一気にハードルは下がり、カードゲームから大喜利のような何かに変わりますが。
ゲームとしての難易度と絵柄のギャップは完全に私の好みです(笑)。
(メイ●インア●スとか●っこうぐら●とか好きです)
心理戦が好きなプレイヤーにオススメな一作です!
せひお手に取ってみてください!
ゲムマ2018秋では試遊もできますので、ぜひお立ち寄りください!

ブース名

take tale table

take tale table

ブース番号

2019春 両-A09 体験卓あり

ブース詳細

Take Tale Table(「TTT」、テイクテイルテーブル)は、ボードゲームやカードゲームを通してエンターテインメントを追求するクリエーティブ・プロジェクトです。九州・宮崎県、伸び伸びとした南国の環境で、たくさんのクリエイターの皆様のお力を借りながら、多くの新しいゲームやコンテンツを提供し続けていきたいと思います。何卒よろしくお願いいたします。 公式サイトhttps://taletaketable.wixsite.com/taketaletable

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